平成28年度後期市議会議長会合同研修に参加してきました。
講師は明治大学名誉教授の中邨章先生ので、テーマは「地方議会人の挑戦―議会改革の成果と課題」でした。
今後の地方政治は、妥協と折衝の従来型政治が低下し、首長の好むガチンコ勝負が増加し、写り映えのする政治の重要性が高まっていくと推測されます。
争点を単純化し、ワイドショーの影響を受け住民の関心も高まる劇場型になり、都市部より顕著にそう言った状況になりつつあります。
議員としての資質や誇りを持って議決という重みをしっかりと感じ、議会改革の座標軸、議会力の強化を行うことが重要です。
議決事件の活用として地域防災計画を議決事件にしたり、議員の専門化と理論武装が必要をすることで族議員になっていくのも新たな議員のあり方なのかもしれませんね(*^_^*)
***以下市議会議員の現状***
①市議総数ー20,234名
②議員専業ー6,853名
③議員年齢ー30代(6%)、40代(12%)、50代(29%)、60代(43%)、70代(10%)
④平均年齢ー58.2歳→60.4歳
⑤在職年数ー10年未満(59.4%)、20年未満(30.3%)、30年未満(7.6%)
⑥平均報酬ー42万円
⑦政務活動費(713市交付)ー1~10万円(72%)