世界最強の騎馬隊も今や・・ | 山梨市日和♪~みんなでやるじゃん~

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山梨市を「大好きなまち」にする会 根津和博のブログです。
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第43回信玄公祭り公式ポスターを拝見しましたが、
ついにゆるキャラ使用してしまいました…。

映画『おくりびと』をプロデュースした中沢敏明氏が
ポスター、チラシ、スタッフジャンパー、のぼり旗など統一的に武田菱丸を起用を決めたようです!!

歴史時代絵巻を想像する鎧、兜、武者行列などは刷新、
近年のゆるキャラブームに乗ってしまったわけであります。
公式ホームページを見ると、
新たな客層を取り込んでいこうという趣旨が込められたものと説明がありますが、

正直、雄壮な時代武者行列も台無しではないでしょうか?

出資、参加を止めたい企業や自治体も有るような気がします!!

元々、信玄公祭りの前身は舞鶴城公園の桜を楽しむ会でありました。
その後、産業構造変化で観光業は山梨県の主要産業となりつつあった天野久県政下に観光業振興計画が策定され、
信玄公も観光資源としても着 目されました。
第一回信玄公祭りは、郷土愛の深化と県民文化の向上と観光開発を目的に掲げNHK大河ドラマや日本各地の歴史時代祭に追随したわけであります。

私は正直まつりが大好きで
日本各地の雄壮な時代祭りを様々見てきました。

その都度思うのは、参加している皆さんは真剣で、
祭りにかける思いや理念がしっかりとあること、
そして、そんな思いが祭りを盛り上げ、リピーターを呼ぶのだと思います。

信玄公祭りも川中島に赴く武者行列であります。

生きて甲斐の国へ帰れるのかさえわからない出陣場面において、
キャストが笑っていたり、
寒い寒いと愚痴ったり、
タバコをくわえていたり、
茶髪だったり、
こんなことで祭りを見に来た観光客の皆さんが本当に楽しむことができるのでしょうか?

少なくても私は本物の時代祭りを見たいと願っています。

信玄公であれば、当然、躑躅ヶ崎館を本陣にして武田通りを南下するのはもちろん、
各知行武将の陣屋も
館周辺の屋敷にあってしかりだと思います。

豊臣、徳川の甲府城ではなく
総合イベントでもなく
ゆるキャライベントでもなく

全国に誇る雄壮な春の時代祭にしてほしいところです。

願いを込めての投稿です♪

このお祭りのために、
体づくりされている方や
無精髭を生やしたり
声を潰している努力をされている方もいます。

大震災後は中止…
未曾有の雪害直後は開催!!

基準もわかりません!!

なんのために!!
開催するのか?

理念がなければ
育つものも育ちません。

そう言った意味でも本質を見るときなのかも知れませんね。

私の地元にも考え直さなくてはならないイベントがいくつもあります。
地域全体での見直しが必要ですね!!

何はともあれ山梨最大のお祭りの成功を願っております(*^^*)