こんにちは
院長の櫻井です
今日は6歳の男の子の顔のほくろ除去手術がありました。
頬にもともとほくろがあり、徐々に大きくなってきたとのことで、5mm大の
サイズがありました。本人も気にしていたようで、治療を希望されて昨日、当院を
初診されました。
さて、局所麻酔手術でいけるかがポイントです。大暴れしてしまうようですと
全身麻酔が必要ですからね・・・
その試金石となるのが、術前の血液検査です。これをおとなしく受けられる
ようであれば、まず局所麻酔下の手術でいけます。ここで暴れてしまうよう
ですと、もう少し成長してからの外来手術か、入院しての全身麻酔手術を
おすすめすることとなります。
この子はじっとして採血を受けていたので、いける、と判断して手術予定を
組みました。
手術の際にも、いざ開始という時にパニックにならないように、デザイン後の
消毒前に十分量の局所麻酔を注射し、20分程度して、本人が落ち着き、エピネ
フリンが充分効いた頃あいを見計らって手術、としました。(以前はエスクレ座薬
等を用いていたこともありますが、あまり役立たないので最近は使っていません。)
結果、10分程度で何事も問題なく終了できました。
このように、当院では小さなお子さんの手術も、可能な限りお受けできるように
工夫しています。
ご希望の方はご相談くださいね