おはようございますラブラブ

 

色ともじと食で 花まるのワタシに戻る時間をお手伝いする

「しょくいくLOVE」「七色龍」 代表 木下小百合(さ~ちゃん)ですラブラブ

 

先日 ライブフーズアカデミーの土井敏久先生たちとのミーティングで

敏久先生から

「ライブフーズアカデミーの研修を受けた企業さんで

家ではだしをひかないけれど、仕事では指示通りにちゃんとだしをひく。

そうすると、家でもだしをひいてお料理をするようになってる。」

っという話をお聞きしました。

 

『だしをひく』

昔は、おだしを取るためには当然やらないといけない作業だったものが

簡易な方法でおだしらしきものができるようになり

『だしをひく』作業は、

わざわざ材料を揃えて、

わざわざ時間を割いて

わざわざ手をかけて

やらないといけないコトになってきました。

 

ポンっと入れればよいものが増え

チンとすれば、すぐに食べられるものも増え

お金を払えば、いつでもどこでも

どんなものも食べられるようになり

とっても便利になりました。

 

時間に追われる今の人たちにとって

大切なツールなんだろうなと思います。

 

けれど

使う前に

わざわざ材料を用意して、わざわざ時間を割いて

わざわざ引いたおだしは

その時にしか香らないいい香りを感じることができます。

天然の味だからこその優しさや、ホッとする感覚を味わうことができます。

 

それは、”わざわざ”の先にある”ゆとり”のように感じています。

時間に追われる時代だからこそ、

おだしがクツクツするのを待つ時間、その変化を感じることが

”心のゆとり”につながるのではないかと感じています。

 

そんな”心のゆとり”を感じる時間を用意したくて行きついたのが

『仕込みモノ(手仕事)』の教室だったのかな~と

改めて感じました。

あえて、手をかけ、時間をかける教室。

一度手をかけた仕込みモノは、仕上がりまでは自然の力にお任せする教室。

『人の手と自然の力と時間を通して、自分を感じる』

そんな教室であってほしいと思っています。

 

今に至るまで、わたしの中で

「手をかける」ことは、

家族が健康に生活するために必要なことだと感じてやってきました。

 

病気があるわけでもないけど、

やりたいことを思い切りできる身体作り

活きていく力(精神力・思いやりの心・知恵など)をつけるために

わたしができるコトが

「手をかけること」でした。

 

先生からお聞きした

この言葉で、

『私の仕事だと思ったからやって来れた』んだな~と思いました。

 

仕事にしては

無収入だし、想いが伝わらないことも多いし

なんで私はこんなことをしているんだろうって思うことも

多かったのだけど(笑)

 

【家族の健康を守る】=私の仕事でした。

そろそろ家族も自立してきたので

収入を得ることができる仕事も視野に入れていかなきゃいけないな~と

思う今日この頃です。