相手の思いを読んで代筆するのは、
今のヴァイオレットちゃんには難しい…
前回を受けて、ヴァイオレットが「自動手記人形」としての仕事を始めるという展開でした。
人間としての感情を持たないヴァイオレットには、当然その仕事をこなせるはずもなく、またそんなヴァイオレットの心を誰も理解していないために彼女をきちんとかばうものもなく、ちょっとイライラする展開になっていきます。
よくある展開といえばそうなのですが、ポイントは、ヴァイオレット自身に学ぼうというキモチがあることです。
そしてそれが表面に出てこないのがいいですね。
そんな彼女を見守る人が。
クラウディア・ホッジンズももちろんですが、カトレアやベネディクト・ブルーもなぜか彼女を守ろうとします。
しかし、一番はエリカ・ブラウン。
彼女は、なぜヴァイオレットを守ろうとしたのか。
一度守られたからでしょうか。
それともヴァイオレットの「愛してる」を知りたいから、ということでしょうか。
地味な展開ではありますが、なかなか面白くなってきました。
次回も楽しみにしたいと思います。