合法的な大麻で、女神になろう♡
大麻と聞くと、悪いイメージを持つ人もいるかもしれない。
麻薬は非合法。
その上、中毒になってしまって、
身体や脳の機能に支障が出て、身を滅ぼして、
最後は廃人になってしまうイメージ(?)
栃木県鹿沼市(旧粟野町)に行ってみたら、
そよそよとまっすぐ空へ伸びる大麻が
いっぱい生えていたんですけど!!!
写真:野州麻紙工房HP
春先に種を蒔いてから、
約3ケ月で背丈は200~230センチにも、
成長するんだって。
ひゃー!人間の身長よりも高いわ。
葉っぱも、フサフサよ(*^_^*)
刈り取られた大麻は茹で、天日干しにし、
保存できる状態にしておくんだって。
えっ?!でも、大麻って生えていてもいいのかな?
本来の大麻(おおあさ)は、幻覚作用が弱いんだって。
さらに現在の国産大麻は、改良されて、幻覚作用はないそうです。
欧米産の大麻は、逆に、麻薬用に品種改良されたものだそうです。
「陶酔感を味わうために使うマリファナには、
THC(テトラヒドロカンナビノール Tetrahydrocannabinol)という
多幸感を引き起こす成分が多く含まれています。
しかし、食用にしたり産業用に使う大麻は、この成分がとても少ないのです。
日本でも昔は大麻を米と同じように栽培して、さまざまに利用していました。
ですが、第二次世界大戦後に、大麻の栽培が禁止となりました。
アメリカでも1950年代に栽培が禁止されています(一部の州をのぞいて)。
昔はアメリカでも大麻は栽培されていました。アメリカの独立宣言を記した紙は、
ヘンプからできたものだったそうです。
ベンジャミン・フランクリンは自分の家の粉ひき機でヘンプから紙を作っていました。
ヘンプはとても丈夫で育ちやすく、栽培が容易なので、農薬などもさほど必要ありません。
これは綿と大きく違います。
綿の栽培には農薬がたくさんいるのです。
だからオーガニックコットンなるものがあります。
ヘンプはほとんどすべてオーガニックと言えるかもしれません。
そんな大変ありがたい植物であるヘンプの栽培が禁止された理由はなんでしょうか?
マリファナを作るヘンプと見分けがつかないから?
石油を使ったエネルギーや、石油から作る化学製品を売りたい大企業の利益を守るため?
理由はよくわかりませんが、とにかく日本やアメリカでは基本的に栽培禁止
(日本では麻の栽培は、政府の許可が必要です)。
しかし、カナダでは産業用の大麻はふつうに作られています。
産業用、食用にする方は、THCが1%以下、マリファナにするほうは20%以上だそうです。」
参考: https://minimalist-fudeko.com/hemp-sheed/
実は、日本では、縄文時代から、大麻は栽培されていたのです。
大麻繊維から服や縄が作られていました。
麻の実は食用にもされていた。
奈良時代の「租庸調」(そようちょう)の「調」は、
各地から物産を納める税のシステムだったんだけど、
大麻で作れた麻布が重要な税の産物だった。
世界で最も古い紙は、麻で作られていた。
正倉院の文書にも、多数の麻紙が見られる。
中国から朝鮮、日本へと伝わった紙作りの技法は
中国の紙思想を受け継いで、麻紙が最上級の紙とされていた。
ところが、麻紙は平安時代の半ばには使われなくなり、
日本の製紙の歴史から姿を消したのである。
第2次世界大戦より前は、大麻は全国各地で栽培されていました。
麻は古来より邪気を払う力があるとされ
「魔除け」「神様が宿る」神聖なものとして扱われてきました。
神社の鈴縄やしめ縄や横綱の化粧回し、帯など
日本の伝統芸能や神事、冠婚葬祭、
人生の大きな節目には麻が使われ
欠かすことの出来ないものなのです!
旧粟野町の大麻は、「野州麻」と呼ばれ、
今でも需要の9割は神社用だという。
一帯の土質が大麻の栽培に適していた。
土がやせていて、水はけもいい。
蕎麦のうまい地域には、大麻も育つらしい。
大麻は、とても生命力が強い植物。
虫害や天候の変化も強く、農薬もいらない。
また麻は種を蒔いてから収穫までが110日と成長がとても早い!
そして大きく根を張ります!
そのことから、
古来の日本人は、大麻は人々の成長・発展・商売繁盛・子孫繁栄 などを意味し、
縁起物としてもとらえていたそうです。
(参考:野州麻紙工房・野州麻炭製炭所HP)
今回は、栃木県鹿沼市(旧粟野町)で400年以上続く
麻農家の8代目が運営する麻づくしのお店と農園に行ってきました。
野州麻紙工房・野州麻炭製炭所
国産麻である野州麻を種から生育し精麻、しめ縄、麻紙、
麻炭に加工して、販売されていいます。
大麻の繊維から、手漉き(てすき)で紙を作る体験をしてきました。
<麻紙漉き>
現在、国産麻100%で手漉き麻紙(まし)を作っているのは
野州麻紙工房だけだそうです!!!
<タペストリー作り>
自分自身で漉いた麻紙の上に装飾をして
オリジナル タペストリーを作る体験コースです。
装飾には麻の繊維を藍染め・茜色に色付けしたもの、
黄色い麻殻、精製された大麻(精麻)、
草木をご用意しくださっています。
使う材料はすべて天然素材のみ!
友達が作ったかわいい作品♡
私は、いつも野性的な作品を作ります!
Get wild!!!
素材を組み合わせ美しい風景を描くもOK!
ごちゃ混ぜにして、自由に自分の感性で創作できます。
麻紙を触るだけで、ビンビンとくるよ!!!
野州麻紙は、ゴツゴツとした触感はあり、野性味にあふれています。
人のぬくもりがあります。
触っているだけでも、あったかいエネルギーを感じます。
どんな用途に使えるかしら?
ハガキ、名刺、書、版画、写真の印画紙、壁紙、障子・・・。
通常の紙より厚いので、ランプシェイドにも良さそう!
麻紙から照らされる明かりには、ぬくもりがあります。
スカイツリーのソラマチ商店街の照明にも、
野州麻紙が使われていたそうです。
麻の栽培など詳しくご覧になりたい方は、
野州麻紙工房のホームページへ
↓↓↓↓↓↓↓
この記事を書くにあたっても、参考にさせていただきました。
野州麻紙工房には、カフェもあります。
caféは、麻を使った内装。
麻紙の照明もありました。
ランチのピザにも麻が使われていました。
麻の製品たち。
麻は、昔から衣服の生地として使われてきました。
しかし、江戸時代になると庶民の衣服は、麻から木綿へと変わっていきました。
木綿は保湿性に優れ、肌触りがよく、染色も鮮やかなうえ、
加工過程も少ないという面で麻よりも使いやすい素材だったのです。
麻の素材って、そんなにダメなものなの?
高温多湿な日本だと、夏は、麻の衣服のほうが涼しくて快適なんだけど!
畳の表地の経糸、魚網や釣り糸、蚊帳、
下駄の鼻緒にも麻は使われてきたそうです!
麻には、電磁波、放射線、紫外線も中和する効果もあるとか(?)
麻の葉の模様が衣類に使われている理由とは?
成長を願い魔除けを祈願するため、今も子ども・赤ちゃんの産着などによく使われる。
理由は、はっきりしていないが、女性の肌襦袢や腰巻きにも使われてきました。
今でも、神社の神事には大麻がかかせないのです!
古来の日本では、麻は神聖なものとされ、
大麻に神仏が降りたとされている。
巫女の髪紐には、大麻が使用され、
お守りには麻紙が使用されていることもあるそうです。
大麻栽培には厳しい制約があります。
根と葉はその場で焼却処分、
茎の部分のみ外への持ち出しが許されているそうです。
ヘンプ(麻)の衣服は、うさとでも買えますよ。
パヤカでも、ヘンプの衣服やバッグ、
麻柄がプリントされた商品など、買えますよ。
旧粟野町の大麻も、
個人が写真撮影してネット等に掲載するのは
禁止されているそうです。
フサフサ生えている大麻や加工している写真は
野州麻紙工房HPから、お借りました。
制約や禁止があるということは、
それだけパワーが強いということなのでしょうか?(*^-^*)
何かを隠したいのかしら?
精製された大麻(精麻)は、
黄金色にキラキラ輝いています。
レッツ へ・ん・し・ん、変身!!!
精麻を身に着けると、
ビンビンと高いエネルギーが入ってくるのがわかります。
そう!誰でも女神さまになれるのです!!!
私も、たまに女神様になっています(笑)
精麻をかぶって、女神になれない日は、
麻の仲間の苧麻(ちょま)カラムシ織りのヘアバンドをして、
また別の女神になっていま~す♡
変身アイテムは、複数ありますよ♪
苧麻(ちょま)カラムシ織りの話は、またね(*^-^*)♡