【iDeCo・NISA】やっぱりババを引かされたのは国民だった! | 『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

公務員でありながらタックスヘイブン香港に投資する、世志(よっしー)が、単にお金を稼ぎたいとか、欲のためではなく、「愛する家族の幸せのために」投資する仲間と共に、海外投資を学び、2018年にハワイ発の豪華客船クルーズに乗船することを目指す

日経新聞の記事によりますと
eMAXIS Slim 全世界株式
通称オルカンの1/9の資金流入額が
1,000億円を超えたそうです。

日次の流入額が
1,000億円を超えるのは
商品発売以来「初」で、

その実力の凄さは
2023年12月の推計の月間流入額が
1,088億円だった
ので、

「わずか1日」
昨年12月の「月間と同程度」
資金が流入したということです!

どうですか!!
これが国民がこれだけずーーっと
首を伸ばして待っていた
新NISAスタートなのです。




そしてそんな中、
実はひっそりと報じられたニュース。

それは
日銀が2023年は株の売り手だった
という日経新聞の記事。

「10年以上にわたり上場投資信託(ETF)を購入し、事実上の株価下支えという異例の取り組みをしてきた日銀が、2023年に株式の売り手に転じたもようだ。暦年ベースで株式の売り手になるのは、10年のETF買い入れ開始後では初めてだ。」

〜2024.1.9日経新聞記事より引用〜


異次元の量的緩和という名目のもと、
株価を買い支えるため
(つまり日経平均を下げない)
日経平均を恣意的に株価操作してきた
日銀がついに14年ぶりに関与を弱めた

それがこの記事の内容です!



で、、

ここで大事なのは
この日銀のETF購入とは
何のための政策だったのか?

そして
「なぜ日銀は辞めたのか?」
「なぜ売り手になったのか?」
ここに注目すべきなのです!

一度恣意的に市場をゆがめて
本来ならもっと株価が下がっても
おかしくない日本株を

「東証の一部上場企業の8割で
日銀が筆頭株主」
という
異常事態になるほど、

せっせせっせと日銀が買い支え
日経平均がどんどん上がるよう
「偽りの株価上昇」を演出したのが
この14年という期間でした。

池の中のクジラと揶揄されるほど
異常すぎるほど買った日銀。

その日銀は2015年末に買入した株の
「売却期限を26年3月」に
定めていました。

あと2年しかない・・・
しかし何ら解決策がないのが実情!

なぜなら、
日銀が売ると大量すぎて
株価が大暴落するから。。

だから
iDeCo・NISAで国民に
急いで売却するのが
政府の作戦!

そうお伝えしたのがこのブログ
https://bit.ly/48RO0HR



そして事実、
新NISAスタートを翌年に控え
最高に盛り上がった昨年2023年、

ひっそりと
日銀は株を売却し始め
代わりに国民に株を売りつける
日銀の出口戦略が始まりました!

えーーーと、、
2023年にバブル後最高値の
3万3,753円を
付けましたね。

日経平均の最高値は
バブルの時の3万8,915円。

あと5,000円ですね。
最高値更新までは。



え?
ええ??
 ..
 ..
 ..

そんなことに
浮かれていていいの??

バブル最高値近くまで来た
ということは
今のiDeCo・NISAで投資したあなたは
「バブル最高値で買った」
ということです!

買ったということは
そこから値段がスタート
つまり最高値近辺から
「大幅値上がりしないと儲からない」
のですが、、

大丈夫でしょうか?


世師(よっしー)は
以前からの見方どおり

「iDeCo・NISAは
国民に日銀の出口戦略として
株を売りつける作戦」

だと考えますので
「国民は高値で買わされた」
「日銀は最高値近辺で利食いした」
そう見ています。

ババを引いたのは誰でしょうか??

あ、、厳密に言えば
ババを「引かされた」ですね。。


冷静に見ると
『今の日本のiDeCo・NISAは
日銀の持つ株を売却する場』
そう感じざるを得ないです。

最高値で買う人は
いつの時代も失敗するのに、、

それでも買いたい日本人。
新NISAとは何なのかと
冷静な分析も必要です!