日本の投資信託を見るにつけ
世志(よっしー)がいつも思うこと、、、
それは
「なぜ購入時に多額の販売手数料がかかるのか?」
ということだ!
今日は手数料の構造から
投資信託を売る側の心理を考えてみよう!
◎データは物語る!
投資信託は
ほとんどの場合「販売手数料」がある。
これはいわば入場料のようなもので
購入額の1~3%を手数料として
証券会社などに購入時に支払う仕組みだ。
例えば
100万円の投資信託を買って2%の販売手数料だと
2万円が手数料として引かれた98万円が
実際の投資信託の購入代金として投資に回る仕組みだ!
これ以外にも
投資信託を保有している間は
信託報酬という維持管理費用が0.1~2%程度必要だ。
最近は
ノーロード型といって
手数料が無料の投資信託もあるが、、、
モーニングスター社のデータによれば
2014年3月末時点での両者の平均は
・販売手数料 2.9%
・信託報酬 1.5%
となっている。
出典:マネックス証券HP
それゆえ
販売手数料と信託報酬をあわせた
平均的なコスト(手数料+信託報酬等×保有年数)は、
・1年保有 4.4%
・5年保有 10.4%
・10年保有 17.9%
となり、
100万円で投資信託を購入して
10年間保有するとしたら
実質的には82万円からのスタートしたことになる!
つまりそれは
10年間で22%の値上がり、、、
複利計算に直すと
2.51%/年以上の利回りで運用できないと
元の100万円すら回復しないことを意味する。。。
以上が日本の投資信託のデータから見た現実なのだが、
世志(よっしー)が注目するのは
「投資信託の平均保有期間」
だ。
実にこれが日本は短いのだ!!
~次回につづく~