売る側の心理から投資信託を考える! | 『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

公務員でありながらタックスヘイブン香港に投資する、世志(よっしー)が、単にお金を稼ぎたいとか、欲のためではなく、「愛する家族の幸せのために」投資する仲間と共に、海外投資を学び、2018年にハワイ発の豪華客船クルーズに乗船することを目指す

日本の投資信託を見るにつけ
世志(よっしー)がいつも思うこと、、、

それは

「なぜ購入時に多額の販売手数料がかかるのか?」

ということだ!

今日は手数料の構造から
投資信託を売る側の心理を考えてみよう!



◎データは物語る!

投資信託は
ほとんどの場合「販売手数料」がある。


これはいわば入場料のようなもので
購入額の1~3%を手数料として
証券会社などに購入時に支払う仕組みだ。

例えば
100万円の投資信託を買って2%の販売手数料だと
2万円が手数料として引かれた98万円が
実際の投資信託の購入代金として投資に回る仕組みだ!




これ以外にも
投資信託を保有している間は
信託報酬という維持管理費用が0.1~2%程度必要だ。


最近は
ノーロード型といって
手数料が無料の投資信託もあるが、、、

モーニングスター社のデータによれば
2014年3月末時点での両者の平均は

・販売手数料 2.9%
・信託報酬  1.5%


となっている。


出典:マネックス証券HP


それゆえ
販売手数料と信託報酬をあわせた
平均的なコスト(手数料+信託報酬等×保有年数)は、


・1年保有   4.4%
・5年保有  10.4%
・10年保有 17.9%


となり、

100万円で投資信託を購入して
10年間保有するとしたら
実質的には82万円からのスタートしたことになる!

つまりそれは
10年間で22%の値上がり、、、

複利計算に直すと
2.51%/年以上の利回りで運用できないと
元の100万円すら回復しないことを意味する。。。



以上が日本の投資信託のデータから見た現実なのだが、
世志(よっしー)が注目するのは

「投資信託の平均保有期間」

だ。

実にこれが日本は短いのだ!!


~次回につづく~