黒田総裁の異次元の量的緩和により日本人が失ったもの | 『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

公務員でありながらタックスヘイブン香港に投資する、世志(よっしー)が、単にお金を稼ぎたいとか、欲のためではなく、「愛する家族の幸せのために」投資する仲間と共に、海外投資を学び、2018年にハワイ発の豪華客船クルーズに乗船することを目指す

日経平均の2万円回復、

そして
2年連続の給料アップに
今の日本社会は浮かれているものの、

実は黒田総裁の異次元の量的緩和により
日本人はある得意なものを失った。。。


それは

 ..
 ..
 ..

「生命保険による資産運用だ!」

あなたは知っているだろうか?

一時払いの養老保険や個人年金が
販売停止になっていることを!




◎生命保険会社の投資先は?

なぜ養老保険や個人年金が
販売停止になるのだろうか?


その答えは
日本の生命保険会社の資産運用形態が
大いに関係している。

日本の生命保険会社は
保険加入者から預かった保険料を

運用して増やすことで
契約者に満期保険金や個人年金という形で
支払っている。


これは
死亡保険金にしても同じ仕組み。


しかし
問題なのはその資産運用の手法!

「実は日本の生命保険会社は
保険料の42.7%を国債で運用しているのだ!!」



出典:一般社団法人生命保険協会HP
http://www.seiho.or.jp/data/publication/tora/pdf/tora_4.pdf


あなたは知っている?

今の国債は
10年債だと0.3%の利回り。


つまり
1,000万円預けても3万円しか増えない。

これじゃあ、
資産運用に、、、

というか
全然お金が増えないから
貯蓄性のある保険は売っても儲からない。


むしろ
運用がうまくいかないと
保険会社が損をする場合もある・・・。

だから
日生は13年4月、第一は14年10月、明治安田は12年1月に

一時払い養老を
保険会社はこぞって販売停止にしたのだ!



出典:http://toyokeizai.net/articles/-/59111



◎なぜ生命保険会社は販売停止にしたの?

それもこれも
全て黒田総裁による
異次元の量的緩和により

就任前は0.7%あった国債の利回りが
半分になったせいだ!


国債の利回りが下がったせいで
預かった保険料の43%を国債に投資して
資産運用をしている生命保険会社は

十分な利益を生み出せなくなった。

そのため
貯蓄性のある保険商品を
販売停止にせざるを得なくなったのだ!




日本人は昭和の時代より
生命保険による資産運用を得意としてきた。

しかし
今となっては

「生命保険会社の側が
販売を自ら止めざるをえない」


そういった状況になっている。

変な時代だ!


そして
我々の誰しもが加入している保険にも
実は危険が迫っている!


それは

 ..
 ..
 ..

長くなるので
続きは明日にしよう。



~次回につづく~