前回の続き
「貯金で賄えず
そのお金を支払うと
家計が苦しくなる」
そういった基準で考えると
世志(よっしー)にとっては
「1 死亡保険」は
自分が急に死んだ場合、
世志(よっしー)の収入がなくなると
家族は苦しむだろうし、
いつ世志(よっしー)が死ぬのかは
誰もわからない。
しかも死亡保険金で
数千万円もらえるとなると
サラリーマンの年収の数倍以上もらえる。。。
◎死亡保険を冷静に考える!
こうやって
万一のことがあった場合の
支出の大きさを考えると、
家計の苦しさは
相当大きく、
必要資金を
貯金や資産運用などで賄おうとしても
時間がかなりかかる・・・。
これを
「いつ起こり」「いくら必要か」「代替手段はあるか」
この項目に当てはめると
「いつ起こり」
→予測不可能
「いくら必要か」
→統計上、最低でも以下の費用が残された家族に必要。
・子供の教育費用は最低1,230万円/人
・残された家族の生活費267万円/年
「代替手段はあるか」
→費用が大きいので、
資産運用などで資金を用意するのに時間がかかる。
このようになるために
保険の加入によるメリットが大きいと
判断する。
なぜなら
先週3千万円の死亡保険に入ったとして
保険料を5千円しか払っていなくても、
万一のことがあれば
ちゃんと3千万円もらえるからだ。
サラリーマンの年収を考えたら
3千万円は非常に大きな金額だ!
◎医療保険の場合は?
それに対し、
医療保険は
「いつ起こり」
→予測不可能
「いくら必要か」
→高額療養費制度を使えば、最高でも10万円/月
「代替手段はあるか」
→貯金などでも対応可能
となり、
実際にもらえる保険金の
・入院1日1万円
・手術給付金10万円
などと比較して
「現実的にかかる入院費用」と
その財源となる
「保険金としてもらえるお金」、「取り崩す貯金」
これらの収支と
毎月支払う保険料を比較考慮して
考えるとよいだろう。
◎多くの人が当たらない宝くじ!
保険というものは
ほとんどの人にとって
毎月支払い続ける「逆宝くじ」というべきなので
事実上
使わないサービスを買い続けているようなもの。
それゆえ
「万一のことがあった場合の、支出の大きさ」
これをしっかりと考えて
「その費用を支払った場合
どれぐらい懐が痛み
家計が苦しくなるのか?」
ここを基準にして
加入するか否かを考えるとよいだろう。