保険の優先順位を考える!3 | 『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

公務員でありながらタックスヘイブン香港に投資する、世志(よっしー)が、単にお金を稼ぎたいとか、欲のためではなく、「愛する家族の幸せのために」投資する仲間と共に、海外投資を学び、2018年にハワイ発の豪華客船クルーズに乗船することを目指す

前回の続き


「貯金で賄えず
そのお金を支払うと
家計が苦しくなる」


そういった基準で考えると
世志(よっしー)にとっては

「1 死亡保険」は
自分が急に死んだ場合、



世志(よっしー)の収入がなくなると
家族は苦しむだろうし、

いつ世志(よっしー)が死ぬのかは
誰もわからない。

しかも死亡保険金で
数千万円もらえるとなると
サラリーマンの年収の数倍以上もらえる。。。



◎死亡保険を冷静に考える!

こうやって
万一のことがあった場合の
支出の大きさを考えると、

家計の苦しさは
相当大きく、

必要資金を
貯金や資産運用などで賄おうとしても
時間がかなりかかる・・・。





これを
「いつ起こり」「いくら必要か」「代替手段はあるか」
この項目に当てはめると

「いつ起こり」
→予測不可能

「いくら必要か」
→統計上、最低でも以下の費用が残された家族に必要。
 ・子供の教育費用は最低1,230万円/人
 ・残された家族の生活費267万円/年

「代替手段はあるか」
→費用が大きいので、
 資産運用などで資金を用意するのに時間がかかる。

このようになるために
保険の加入によるメリットが大きいと
判断する。




なぜなら
先週3千万円の死亡保険に入ったとして
保険料を5千円しか払っていなくても、

万一のことがあれば
ちゃんと3千万円もらえるからだ。


サラリーマンの年収を考えたら
3千万円は非常に大きな金額だ!



◎医療保険の場合は?

それに対し、
医療保険は



「いつ起こり」
→予測不可能

「いくら必要か」
→高額療養費制度を使えば、最高でも10万円/月

「代替手段はあるか」
→貯金などでも対応可能

となり、

実際にもらえる保険金の
・入院1日1万円
・手術給付金10万円 
などと比較して

「現実的にかかる入院費用」

その財源となる
「保険金としてもらえるお金」、「取り崩す貯金」

これらの収支と
毎月支払う保険料を比較考慮して
考えるとよいだろう。



◎多くの人が当たらない宝くじ!

保険というものは
ほとんどの人にとって
毎月支払い続ける「逆宝くじ」というべきなので

事実上
使わないサービスを買い続けているようなもの。




それゆえ
「万一のことがあった場合の、支出の大きさ」

これをしっかりと考えて

「その費用を支払った場合
どれぐらい懐が痛み
家計が苦しくなるのか?」


ここを基準にして
加入するか否かを考えるとよいだろう。