ふるさと納税の特産品ブームを考える!3 | 『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

公務員でありながらタックスヘイブン香港に投資する、世志(よっしー)が、単にお金を稼ぎたいとか、欲のためではなく、「愛する家族の幸せのために」投資する仲間と共に、海外投資を学び、2018年にハワイ発の豪華客船クルーズに乗船することを目指す

前回の続き



世志(よっしー)が思う
ふるさと納税の特産品プレゼントの問題点

それは

 ..
 ..
 ..

「何%がリピーターになって購入してくれてる?」

これをしっかりと
リサーチしているのか全く不明な点だ!




◎ふるさと納税の大きな問題点!

例えば
あなたが特産品を作っている生産者で

自社の商品を売るために
ケンチョーが主催する展示会に出店すれば

出店後には必ず
成約額などを調査するのアンケート
送られて来るだろう。

この統計を取ることで

「この展示会は
成約額や引き合いが多かったので効果があった!」


などと判断することができる!




し・か・し!!

ふるさと納税のプレゼントの場合は

「特産品のプレゼント後
どれだけリピーターがあったのか」


効果の検証は行っているのだろうか?

おそらく

 ..
 ..
 ..

ほとんどの自治体がやっていないだろう!!




ほとんどの自治体が

「特産品をプレゼントできたのでPRできたゾ。
よかった、よかった!!」


このレベルで終わっているだろう。

レベルが低い。。。


本当に大事なのは
プレゼントによって
どれだけリピーターが生まれたのか?

つまり
特産品のプレゼントという
「ケンチョーの予算」を使ったことによって

どれだけ
リピーターが生まれたのかという
「経済効果」はいくらだったのか?


ここが大事なのだ!!



◎それが許されるのは公務員だけ!!

はっきり言って

「まだ特産品のことを知らない全国の人に
特産品のPRを行う」


なんていう
生温いことを言ってられるのは
お役所の中だけだ!!


普通の会社では
行った事業の効果が当然問われるのだよ!



出典:http://theberry.com/2013/02/06/serious-slim-down-32-photos/before-after-28-4/


それに

 ..
 ..
 ..

「はっきり言ってリピーターなんているの?」

世志(よっしー)は
そう思うのだけどな・・・。

だって
多くの人は

「安いお金で、豪華な特産品が貰えるから貰う」

のであって、、、

「通常自分で買う場合だと
高いから買う人はあまりいないだろっ!!」


仮にいたとしても
貰った人の数十%以下じゃないかな??

そう体感的には思うな。。。




果たして
これで効果があると言えるのだろうか??


もしあなたの自治体が
特産品のプレゼントを行っているのならば

「世の中の役に立つ役人」たるあなたは
この点をしっかりと調査して
効果を見極めるべきだ!!

何でもPRという名目のもと
やればいいのではない。


税金で行う以上
当然のことながら

費用対効果ということも
しっかりと考えるべきだ。




◎寄付の本来の意味を考える!

昨今のふるさと納税ブームを見ると
特産品ブームが横行しているので

本来「対価を求めず無償であるべき寄付」が
本来の趣旨を大きく逸脱したような姿で
流行っているのを見ると


数万円の寄付を
対価を求めず毎年行っている

世志(よっしー)としては
違和感が大いに感じられる。


あなたはいかがだろうか?