最近、
日本人は海外で口座開設しづらい・・・。
そう言われて久しくなったが、
実は日本人以上に口座開設ができない国民がいる!
それは、
..
..
..
アメリカ人だ!!
この事実を
あなたは知っていただろうか?
そして
この事実を正しく読み解くと、
「なぜ日本人が口座開設できなくなったのか?」
真実の姿が見えてくる。。。
この話は重要なので、
よ~~くブログを読んで
内容をきっちりと理解してほしい!
◎課税逃れと国税庁の戦い!
それは2008年から2009年にかけてのことだった。
サブプライムローンで
国の税収が大幅に減ったアメリカは
富裕層がスイスの銀行に多額の預金を預け
課税逃れしていることに目を付け、
税収を補うために課税すべく
スイス政府及び銀行に対し
口座情報の開示を要求(恫喝?)した。
スイスの銀行と言えば、
権力に屈せず何があれども情報開示しない匿名性が
プライベートバンクの設立以来の特徴だ!
それゆえ
スイスのプライベートバンクは
口座番号すらないと聞いたことがある。
そのようなプライベートバンクが
..
..
..
2009年に
創業以来初めて秘密主義を破り
4450口座の情報を
アメリカの国税庁に情報提供した!
それ以来
特徴であった匿名性を破ったスイスは
富裕層の流出が相次ぎ、
富裕層はシンガポールへと流れ込んだ。
その結果、
スイスは金融センターとしての地位を下げて、
今ではシンガポールにその地位を抜かれている。。。
アメリカの圧力に屈して
匿名性という絶対的看板を下ろした時点で
スイスの命運は尽きたと言えるだろう。
◎アメリカ国民なら10万ドル以上の預金は申告義務!
それだけではないのだ!
アメリカという国は
「外国口座税務コンプライアンス法」(FATCA)という法律で
アメリカ居住者や国外居住の国民、永住権者等に対し
国外にある一定額以上の金融資産を
毎年報告することを義務付けたのだ!!
その残高基準は下図のとおり。
アメリカ居住者の場合は
夫婦合算で10万ドル(1,000万円)以上と
ハードルは低いと言える。
ちょっとした小金持なら
楽にクリアできてしまうほどだ!
更に調べていくと、
外国預金の場合は、
・国外預金の種類
・口座番号
・年間最高残高
・外国通貨の場合、その国名・為替レート・レートの算出根拠
・金融機関名及びその住所
このように
詳細な内容を報告しなければいけない。
出典:税理士法人PwCのHP
これでは海外資産は全て丸裸だ。。。
◎更にヒドいことが!
これだけでも
ヒドい姿なのだが、
財政赤字に悩むアメリカは
なりふり構わぬ姿に打って出て、
その横暴ぶりは
日本の新聞紙上をも賑わせた!!
それゆえアメリカ国民は
世界中で口座開設を拒否されることとなった。
明日のブログでは
いよいよ問題の核心に迫ろう!!
~次回につづく~
追伸
12月15日は、、、
『異端公務員☆倶楽部』の大忘年会&勉強会@大阪!
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