先週金曜日のお昼休みに
朝日新聞を何気なく読んでいると、
衝撃的な記事が飛び込んできた!
「追いつめられて」役所勤め、残業にのまれる
『リセットボタンないかな』
~朝日新聞2月22日号より~
会員にならないと、
全文を読めない。
役人のあなたには絶対、絶対に
全文を読んでほしいので、
世志(よっしー)が
新聞記事の本文を一語一句書きおこしたのが、
下記の内容だ。
「2008年5月19日、宮崎県・新富町役場の職員だった松本美香さん(当時28)が、大量の睡眠薬を飲んで死亡した。戸籍や住民票の手続きを行う町民生活課(当時)の窓口担当だった。
朝、母の久美子さん(56)が部屋で倒れているのを見つけた。起こそうとしても反応がない。頭が真っ白になり、娘の背中をさすり続けた。
久美子さんは言う。「自分たちが生まれ育った町。その役場に勤めて、こんなことになるとは。」
美香さんは02年に徳島大を卒業。町役場に就職し、税務課に配属された。父勘治さん(62)によると、もともと「地元で働きたい」という希望があったという。
帰宅が遅くなったのは、町民生活課に移動して1年半ほど経った08年1月頃だ。朝7時20分に出勤。帰宅は夜10時を過ぎた。「疲れやすい。眠れない。」と訴えるようになった。イライラすることが増え、笑顔が消えた。
4月の人事で自分が異動してないとわかった日は、ひときわ落ち込んだように見えた。久美子さんが休むように話しかけても、「仕事が溜まるだけ」と断った。仕事の内容を聞いても、「公務員は守秘義務がある」と何も話さなかった。美香さんは死亡する2日前、仲の良かった叔母に電話をかけている。「もう辞めたい。その後は決して、役場に行かない。」
死後、両親は町に説明を求めた。町民生活課の職員は12人。08年から住民データの管理シムテムを新しくしようとしていた。数人で新システムにデータを入力する作業をしたが、ミスが目立ち、美香さんが主に引き受けるようになった。町の記録によると、残業は死亡前の1ヶ月で約53時間、その前の1ヶ月で約101時間に上った。
~中略~
「リセットボタンか電源スイッチどっかにないかな」
愛媛県の松山市役所に勤めていた男性(当時22)は11年9月、インターネット上のブログにこう書き込んだ4日後、自宅で命を絶った。市役所で働き始めて5ヶ月だった。
愛媛大学卒業。民間企業からも内定をもらっていたが、父(51)に「民間より待遇がしっかりしている」と勧められ、市役所を選んだ。
配属は納税課。市税を滞納する住民に対して、督促状を出したり、戸別訪問をして納税を促したりする担当だった。4月11日のブログに抱負が書かれている。「税の徴収やっても感謝されることなんてまずない。だが、市を運営する上では欠かせない。誰かがしなくちゃならんのです。
市総務部の井出修敏専門監は「非常に真面目で、積極的な新人だった」と話す。
しかし納税課の仕事に、男性はストレスを感じていたようだ。民間企業で顧客の苦情対応をしていた父に、「苦情処理の仕方を勉強したい」と頼んだことがあるという。
5月になると残業が増えた。「繁忙期の5月末。続く残業。増える客。食えない昼飯。悲しき新人。」ブログにこう残っていた。市によると、7月には担当する滞納者の数が3倍になったという。
帰宅は午後11時頃。家出はふさぎ込み、好きなテレビゲームもやらなくなった。父が仕事用のパソコンの記録を調べた結果、4~9月の残業は計357時間。8月だけで121時間に上った。
父は憤る。「息子は就職して半年も経たない新人だったのに、市は全くケアしてくれなかった」過労でうつ病になって死亡したとして、地公災基金愛媛県支部に公務災害認定を求めている。」
「死んだらダメだよ・・・。」
初めてこの記事を読んだ時には、
思わず涙が出そうになりそうになった。
職場のお昼休みなので、
同僚が目の前にいるにもかかわらず。
どこか仕事のない世界に
行きたかったんだろうね。
確かに真面目で優秀な役人のもとには、
仕事が集まってくる。
そして、
そういう人たちこそが
地域の行政の根幹を支えている。
それゆえ、
世の中が回っている。
だけど、
死んだら全ておしまい。
◎初めて明かす世志(よっしー)のツラい過去
言うのは恥ずかしいので、
正直言いたくないのだが、
もし同じように
死について悩んでいる人の助けになればと思い、
思い切って公開する!
実は世志(よっしー)も
かつて所属した部署では
美香さんみたいに、
夜は0時を過ぎるまで
毎日働き続けたり、
大晦日の日も夜10時まで
終わらない仕事を続けたことがあった。
だから、
月100時間残業なんて普通。
土日はもちろん毎日仕事だった。
そんな生活が2年間続いた。
それゆえ、
正直言うと、
「どこかに逃げ去りたい。」
「もし死神がいれば、ふらっと連れ去ってくれないかな?」
「人生のリセットボタンがあれば押したい」
と思ったことも何度かある。。。
だけど、
1つ言えることは、
当たり前だけど、
「生き続ければ、楽しい未来がある!!」
ということ!
世志(よっしー)自身は、
かつての部署で過酷な労働が続いたことと
因果関係は不明だが、
重い病気になってしまい、
職場を異動することになった。
今でも、
その病気は完治してはいない。。。
しかし、
世志(よっしー)は生き続けた!!
だから、
こうやってあなたと出会えたし、
今は生きていてハッピーだと
心の底から言える!
だから、
もし役人であるあなたが、
かつての世志(よっしー)と
同じ状況にある、
もしくは将来なったとしても、
「生き続けなければいけない!」
そして、
「まじめに仕事をし続けるのではなく、
ときにはサボることも学んでほしい。」
堅い頭の思考を変えて
角度を変えて見てみると、
別な面が見えてくるんだよ!!
そうすると、
意外と悩んでいることが何事もなかったかのように、
思えてくるもんだ。
もう1回言います!
「絶対に生きて下さい!」
そして、
いつの日か世志(よっしー)と会って
楽しい宴を開きましょう!
まだ見ぬあなたへ
このメッセージが届きますように。。。
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