公務員が『県庁の星』を読んでみると・・・ その③ | 『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

公務員でありながらタックスヘイブン香港に投資する、世志(よっしー)が、単にお金を稼ぎたいとか、欲のためではなく、「愛する家族の幸せのために」投資する仲間と共に、海外投資を学び、2018年にハワイ発の豪華客船クルーズに乗船することを目指す

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次に世志(よっしー)が面白いと思ったシーンは
消費期限の切れた食材を
再利用して弁当を製造している点を
野村が指摘するシーン。


「困るんですよ。」

「僕が研修している店で不正があるっていうのは。
どんなに僕が反対していたとしても、
外からは店と同類と思われてしまいます。
店以上に糾弾されかねません。」

と野村が指摘すると、
二宮が本質をズバリ見抜いて言った。

「県庁さんが気にしているのはそこなのね。」

「お客さんからの信頼を裏切る行為だから
やめてくれっていうことじゃない訳ね。」

「県庁さんが店とグルになってると思われたくない。
そこなんでしょ、気にしてるのは」

~「県庁の星」より引用~


う~ん、
「これでもか」って、気持ちいいぐらい
役人の本質を突いていますね!

これを読んだ時に、
「この作者、よく役人の心情がわかってる~!」
って驚きましたもん!

それで、
「もしかしたら、元役人じゃないの?」と思って、
略歴を見たけど、
そうじゃなかった。

何度も詳しく取材したのですね!



◎本質的には自分さえよければ・・・

「お客さんのためではなく、
県庁さんが店とグルになってると思われたくないだけ」


ここに役人根性がすべて現れていますよね。。。

「自分さえよければ・・・」
役人のDNAに組み込まれているこの想いです!

『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 ~本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!~



振り返ってみると、
自分が議会で批判されたくないために、

・予算で◎◎◎万円を無意味に使う
・辞めるべき事業をやめない
・潰すべき3セクを潰せない
etc…

役人の世界は
こういう恥ずかしい事例ばかりだ。。。

実際に上記は
世志(よっしー)が経験したことだが、
ほんの一例にしかすぎない。


それにしても・・・
なぜ役人は「住民のため」に働かないのだろう?

そんな仕事っぷりで
恥ずかしくないのか??




◎あなたはなぜ役人になったのか?

世志(よっしー)は
そんな仕事をするために
役人になったのではない!!


住民の役に立つために役人になったのだ!


だから、
こういう仕事っぷりの人を見ると

「こいつ何を考えてるのだろう?」
って吐き気がする!


それゆえ、
世志(よっしー)の判断基準はこう!

自分の下した判断は
「家族に言っても恥ずかしくないか?」


すごぶるシンプルだ!


一.自分の仕事は『家族に「〇〇した」と堂々と説明できるか』意識すべし!
「◎◎議員が言うから」とか「議会対策のため」などという恥ずかしい理由のために、仕事をしてはならない。自分の判断基準を、「家族に言っても恥ずかしくないか」におき、それに反する仕事は絶対に行ってはならない。

『異端公務員☆倶楽部』 ~鉄の掟9箇条~より


『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 ~本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!~



全ての役人に
もう一度真剣に、自分に問いかけてほしいことだ。




『異端公務員☆倶楽部』とは?