公務員が『県庁の星』を読んでみると・・・ | 『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

公務員でありながらタックスヘイブン香港に投資する、世志(よっしー)が、単にお金を稼ぎたいとか、欲のためではなく、「愛する家族の幸せのために」投資する仲間と共に、海外投資を学び、2018年にハワイ発の豪華客船クルーズに乗船することを目指す

世志(よっしー)は
年末年始は普段まとまった時間が取れないので、
「本をまとめて読む」ようにしている。

このなかで、
「公務員と民間の違い」を勉強する事例として
まだ読んでいなかった『県庁の星』
初めて読んでみた!

『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 ~本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!~


感想は・・・

空想の作り物語だけど、
「作者は元役人じゃないの?」って
思ってしまうほど、

“役人の思考や感情を的確に理解している”ので、
勉強になった!


まだ読んだことがない人は
一度読むことをオススメします。


この本のあらすじは

「主人公である、
県庁に勤める若手ホープの野村

民間人事交流として
田舎のスーパーに派遣される。


そして、
そこで偏差値エリートが
売上げを上げるために県庁流の改革しようとするが、

指導係のパートの二宮とぶつかり、
最後には・・・」

というストーリーです。



◎県庁とスーパーは同じ業種だと忘れるな!

忘れてはいけないのが、
野村が派遣されたのはスーパーなので、
我々役人と同じ「サービス業」だということ!

しかも、
スーパーは我々役人と違い、

「代わりとなるライバル店が無数にあるので、
客に好かれ続けないといけない」


という厳しい競争にさらされている。。。


そこが、
役人とは違う所!

我々役人は、
唯一絶対の権限を持った独占企業だから、

最後には
嫌でも相手が媚びるしかないからね。


だって、
公益法人の許可はケンチョーしか出せないから、

民間企業はたとえ、

窓口の職員の対応が悪くても、
提出書類がいくら無駄に多くても、
手数料がいくら高くても、

最後は許可を貰うために、
頭を下げて役人の言うことに「従うしかない」よね。。。

だって、
そうしないと許可もらえないんだもの!


これは
住民票やパスポートなども全部同じで、
地方自治体の仕事がすべてそう。

代わりの存在はいない絶対的な独占企業

そこが、
スーパーとの違いだけど、
この違いは大きいと思う!


我々役人は、
「そんな、、スーパーから学ぶ点なんて・・・」
馬鹿にするかもしれないが、

侮るなかれ!

この本には多くの役人が
行動出来ていないこと、考えれていないこと、
がいくつも書かれていましたね!


むしろ、

「この本を教材にして人事研修をした方が、
ただ単に講師の話を聞くより数倍役に立つのじゃ?」

こう思ったほどだ。


そこで、
世志(よっしー)が
「なるほどな~」っと思わず感じた点
次回ブログで紹介します。




『異端公務員☆倶楽部』とは?