8時だヨ! | Woke Up In the Beautiful World

Woke Up In the Beautiful World

女優・モデル・音楽…美しいものは世界を救う!!
主に海外モデルを中心に紹介します。

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全員集合!

イタリア版Vogue 30周年記念の御表紙に載っているモデル達がスーパースターズなので。いや、これかなりオオゴトだよ。お漏らししちゃうよ。以前も記事にしましたが、オルモンド・ジリの<32Ford Models>の写真を模したショットです。


Woke Up In the Beautiful World



とりあえず番号振ってGoogle網と私の消えかかった記憶にキャッチされた方のみ解説を加えておきます。


左上から

①ニーナ・グリスコム(Nina Griscom)この人は80年代のモデルであり、当時から超有名なソーシャライトだったそう。今で言うリディア・ハーストやビジョウ・フィリップスをもっと格上げしてもっと洗練させた存在と言えばわかりやすいでしょうか。

②レイチェル・ウィリアムズ(Rachel Williams)どこにでもいるありふれた名前はさておき、スパモ世代にはお馴染みのレイチェル。その後モデルとしてもう一花咲かせることはできず、現在は歌手のアリス・テンプルとイギリスで暮らしているそうな。一昨年、そのパートナーもついでに(?)ショーに出演したことくらいしかモデル業に関わることはしてなさそうです。

③スーザン・フォリスタル(Susan Forristal)60年代後半から70年代前半に活躍。ローレン・ハットンと同時期くらいのモデルさんかと。

④キム・ウィリアムズ(Kim Williams)90年代前半に活躍したみたい。すいません、全然興味もわかないので深追いはしませんでした。90年にはVogue Italiaの表紙も飾ってるんだけど、スパモ世代予備軍だったのかな?

⑤クリステン・マクメナミー(Kristen Mcmenamy)⑥ステラ・テナント(Stella Tennant)⑦ミーガン・ダグラス(Megan Douglas)この人もスパモ世代には懐かしいのでは?

⑧チェシー・レイナー(Chessy Rayner)NY社交界で有名なファッションアイコン、インテリアデザイナーだとか。多分主に60~70年代に活躍した人だと。98年に66歳の若さで亡くなりました。

⑨ペギー・モフィット(Peggy Moffitt)この髪型はペギーしかいない!60年代のトップモデルで、後年はコム・デ・ギャルソンとのコラボ商品出したりしてます。変わらぬスタイルでこの人だけ時間が止まっているようです。

⑩ナオミ・キャンベル(Naomi Campbel)

⑪ジェーン・ヒッチコック(Jane Hitchcock)60年代後半から70年代前半に活躍したトップモデル。ななななんと、ウィルヘルミナが自身の事務所を開いて5番目に契約したモデルがこの人。たまげた。元々バレエの特待生だった彼女はそのダンスの才をモデリングに生かし、18歳までにアヴェドンやヒロやバート・スターン、ニュートンなどと働きながらトップモデルに登り詰めたそうな。同時期に活躍したシビル・シェパードと仲が良いとか。最近では娘のセレナと共にFerretti Jeansの広告に登場した。マイゼルがモデルに夢中になった頃のスターモデルである。

⑫トリッシュ・ゴフ(Trish Goff)⑬パティ・ハンセン(Patti Hansen)80年代の超売れっ子トップモデル。キース・リチャーズの道を正した最愛の奥様ということは言わずもがな。⑭クラウディア・シファー(Claudia Schiffer)⑮ナジャ・アウアマン(Nadja Auermann)⑯アン・ターケル(Ann Turkel)よくいるモデル上がりの女優って感じなのかな?でもここにいるってことはモデルとしては中々だったということでしょう。S.ローレン様の出演作『カサンドラクロス』に出てます!

⑰マリサ・ベレンソン(Maris Berenson)60年代後半に活躍した名モデル。伝説のデザイナーであるスキャパレリを祖母に持ち、70年代に入ってからは女優にキャリアの域を広げ『キャバレー』や『ベニスに死す』などの名作に出演。

⑱カーラ・ブルーニ(Carla Bruni)⑲アリ・マッグロー(Ali Macgraw)あぁ!あのアリをあのマイゼルが撮る日が来るとは!⑳ケイト・モス(Kate Moss)【21】リンダ・エヴァンジェリスタ(Linda Evangelista)ゴッデス!【22】ジェイミー・リシャール(Jaime Rishar)90sの一人ってことくらいしか、レッチリのアンソニーと付き合ってたことくらいしか、私は知りません。というか読み合ってんの…Risharってフランス系なのこの人アメリカ風にRichardにしちゃえばよかったのに。

【23】イザベラ・ロッセリーニ(Isabella Rosselini)血統美女イザベラはお母様譲りに太りやすいのか、この頃も気を抜いていたみたい。マイゼルのお気に入り女優のようですね。

【24】ヴェルーシュカ(Veruschka)60年代のビッグ3のひとり。【25】ブリジット・ホール(Bridget Hall)

【26】ドナ・ミッチェル(Donna Mitchell)60年代後半から70年代前半に活躍。ボブ・リチャードソン(テリー・リチャードソンのパパ)のミューズ。その後女優業に転身し、主演作こそ恵まれなかったものの成功組と言える。

【27】シャローム・ハーロウ(Shalom Harlow)【28】カースティ・ヒューム(Kirsty Hume)【29】ソフィア・コッポラ(Sophia Coppola)なんでソフィア・コッポラ!?ファッション界で言えばDiorの香水のラブリーコマーシャルが有名ですね。彼女の映画にはアンジェラ・リンドヴァルも出ました。本当はマリナ・リンチュク使いたかったらしいけど。

【30】リュシー・ド・ラ・ファレーズ(Lucie de la Falaise)YSLのミューズでありジュエリー・デザイナーのルル・ド・ラ・ファレーズ(マイゼルが通りの向かいから隠し撮りしていた憧れのモデル)の姪。彼女も同様にサンローランに見出されたトップモデル。キース・リチャーズと元妻アニタとの息子の奥さん。だから辿るとパティ・ハンセンとも親戚になりますね。

【31】クリスティー・ターリントン(Christy Turlington)ビューティーフォー!

【32】ローレン・ハットン(Lauren Hutton)60年代後半から70年代にかけて活躍し、今も存在感の衰えないローレン。今では当たり前となっているコスメブランドの独占契約の先駆けで、業界における年齢の壁を打ち破った先人でもありますね。



ぜぇぜぇ(°Д°;)…説明疲れた…。クラウディアとカーラのラストネームが出てくるまで時間がかかりました。
①社交界では相当のニーナさんですが、ここには⑰貴族出身のマリサ・ベレンソンと【29】リュシー・ド・ラ・ファレーズがいらっしゃいますので貴女様の好き勝手にはさせません。しないだろうけれど。あ、⑥ステラとヴェルーシュカも貴族の末裔だったか。
⑪ジェーン・ヒッチコックさん、ウィルヘルミナに縁の深いモデルのようで14歳でスカウトされたんですって。そんな女の子と契約したウィルヘルミナのモデルを見る目って本当凄かったんだなって思いました。だって事務所を立ち上げて早々に獲得したホヤホヤの新人ちゃんがメイベリン、ヤードリー、マックスファクター、クリニーク、エスティローダーとかってコスメブランドとの契約を次から次へと結んでいったというんですから。未だ現役モデルらしく、あまり女優業にも進んでいないよう。とても興味が沸いたモデルさんでした。
②レイチェル.Wは背が高くてボリューミーで離れタレ目気味の売れっ子モデルってくらいにしか今まで認識していませんでした。それとエレン・ヴォン・アンワースが撮ったレイチェル&アリスカップルの写真とか。隠遁生活なのか色んなサイトで捜索願いがチラホラ出ているほど全然情報がなく、しかも同時期に同名の人がモデルとして活動していたらしく情報がかなりごちゃ混ぜに撹乱されています。そして現役時代の<アマゾン>ってニックネームが気になりました。過去には<Ford>がクリスティーを獲得する際に代わりに<Click>からレイチェルが放出され、その事が法廷闘争にまでもつれたという出来事もあったようで。なんだかプロスポーツの世界みたいです。プレイボーイなジル・ベンシモン、彼女とも交際してたって本当ですか。


………ちょっと待って。今気付いたけど、こんな記事誰が読んでのでしょうか?オタクっぽくて途中で読むの止めた人いっぱいいそうです。気持ち悪いな。まぁ、いいか…。続けることにします。続けるんかい!


こんだけのモデル達の中に放り込まれたら流石にスーパーモデルズの中には赤子に見えなくもない人達もいるわけで、⑫トリッシュに至っては「居たの?」って感じだし、⑤クリステンや⑥ステラ(位置が可哀想)もオーラなし。そんな中⑭クラウディアが良い仕事してるんですが!こんなベスト・ポジション貰って、「私、クラウディア」的なポージングと雰囲気が出ててナカナカではないでしょうか。撮影のマイゼルのお気に入りとは言い難いクラウディアがセンターということは、クラウディアの時代の追い風を感じ得ずにはいられない。隣の⑮ナジャも旬っていうのがわかる。割りと退屈に写ってる【21】リンダと何故かセンターの【27】シャロームのポジションは逆でも良さそうと思ってしまうのですが、リンダは憧れのモデルいっぱいで恐縮しちゃったのカナ?それともグループショット嫌いな上に端っこに追いやられたから退屈してるのカナ?髪型のせいカナ?でも上にはマリサ様がおられるので文句は言えませんぞ。【31】クリスティーは【32】L.ハットンの隣にいることで逆に目を引いてると思う。

⑬パティ・ハンセンは相変わら…お馴染みの表情ですね。
【23】イザベラ・ロッセリーニ好きです。たまにトんでる所も。ここでも凛とした姿勢が彼女の血統を表していますね。というかライザ親子然り、ここまで似てる大物二世には驚かされるわ。お母ちゃんの美のDNA強すぎて、さすがのロッセリーニ父ちゃんも打ち消されちゃったみたい。
何となくだけどここでのドンは【24】ヴェルーシュカだと思う。ツィッギーがいたらまた違うことになったんだろうけど、微動だにしない風格とかポジションも含めてヴェルーシュカがドンかな。
【25】ブリジット・ホールとか入れるくらいなら同じホール繋がりでジェリー・ホール入れてほしかった。ジェリーすごくかっこいいんだもん。ブリジットも世界一有名なモデライザーのディカプリオの元カノなんですよね…ディカプリオの元カノモデルズ全員集めてVogueの表紙撮ろうよ!もしくはVanity Fairでリーボヴィッツに撮ってもらおうよ!

ってことでそろそろ黙れって声が少なからず挙がってきたところで止めときます。二度と集まらない豪華なメンバーですね。それぞれ皆どんな会話してたんだろう…。

自分で書いといてなんだけど、この記事最後まで読んだ方…あなたも相当キテますよ。