モデル紹介もないままですが(めんどくさいしね)、2009年11月のPony RyderさんからJacことMonica Jagaciak(モニカ・ヤガチャク)のインタビューを抜粋してご紹介。
Jac、君のモデルネームは誰から名付けられたの？他のモデル達にはJacとMonica、どっちで呼ばれてるの？
―初めてのテスト撮影で行った時にパリのIMGのマネージャー達に名付けられたの。何人かの友達にはMonicaって呼ばれてたくらいで学校でもニックネームなんてなかったから、新しい名前を貰えてワクワクしたわ！これはいつも言ってることなんだけど、モデルをやっている間の私はJacで、その他の学校や友達や家族といるときの私はMonicaなの:) でもそうね…モデル友達とかほとんどの人達は私の本名さえ知らないのよ。
でもJACって良い名前でしょ？Jacってシンプルだし…。
キャリアスタートは？
―あなたが沢山のモデル達から聞いてきたようなエキサイティングな話なんかじゃないからね。ある日お姉ちゃんから“試してみたくないの？”って言われて、それで。13歳のとき…すでに175cmもあったのよ。ポーランドの事務所を見つけて、ショッピングセンターにいるときにキャスティングの電話をもらったの。今の私のマザーエージェンシーからだったんだけど、すぐにモールを離れたわ。
そこからは全部がクレイジーに進んでいったの！IMGと契約したりアジアの仕事をしたり、色々。両親は始めからサポートしてくれて、“これはあなたのしたい事で、自分の夢なんでしょう”っていつも言われてた。だから決断のときが来たときも私に決めさせてくれたの。今じゃ誇りに思ってくれてるわ。
故郷について聞かせて。学校はどう？
―１万人も住んでいない街で、そこに２校しかないハイスクールの片方に通ってる。わかる通り、小さい頃からみんなを知っているような所よ…。ビックリするくらい全然変わっていないの！でも、結局あのクレイジーなファッションワールドの後で私が帰ってきたい所は故郷なの。ポーランドの雑誌でも幾つかインタビューを受けてるけど、あんまり人目につくようなことは避けてるわ。
初めてのモデルの仕事は？
―Hermesのキャンペーン！
事務所のIMGは君を成長させるファンタスティックな仕事を請け負ってきて、それが今の君のキャリアを導いたね！この成功までは短かい道のりだったかな？それとも予想してたより長かった？
―そうね、私はIMGの子どもだし、IMGは本っっっ当に素晴らしい仕事をしてきていると思う。私が言った“子ども”っていうのは、つまり私が13歳のときから彼らにキャリアを導いてもらっているわけで、彼らには今私がいる場所までどう持っていけばいいのかもわかっていたのよ。
去年、事務所で話し合ったことを覚えてるわ。その時彼らはこう言ったの、“２年後のために僕達はいくつか小さなステップを踏むことになるんだけど、そしたら君はもっと仕事が出来るようになるだろうから”って…おかしく聞こえるかもしれないけど、２年後どころか既に今十分なくらい仕事が出来てると思ってるわ。
ミラノでは誰もが欲しがるようなオープンを５つもこなしたり、有名なブランドを沢山歩いたり、今期はセンセーショナルなシーズンだったね。スケジュールはすごく忙しかったと思うけど、何か準備して臨んだの？
―ビタミンを毎日摂っていたから病気にならなかったくらいで、特に準備はしていなかったの。多分、仕事をこなせるだけのエネルギーが沢山もらえるからかな！沢山褒めてもらったり、最高のショーに出られると疲れなんて感じないものよ。それにＮＹとミラノのファッションショーにしか出なかったから、またランウェイを歩く前に休めたの。
ファッションウィーク中のお気に入りは？
―一緒に働く人達と創造豊かなデザイナー達、素晴らしいモデル達とか。
お気に入りの撮影は？エキゾチックなロケーションで撮影したことはある？
―マレーシアは最高だった！ママもそのリゾートに連れていって、大都市から離れたプライベートビーチで１週間楽しんだの。どの撮影も私にとっては初めての経験だし、いつも他のキャラクターになれることが楽しい。
撮影やショーで肉体的に厳しいことはある？
―先月はクレイジーだった。１週間は家にいられたけど、次にはどこかへ飛んで、また次から次へと飛んだの…だから学校に行ったり仕事をしたりって、同時にこなせていることに自分でも驚いてる。例えばこのインタビューだってそう！でもそうね…家族のサポート、事務所のマネージャー達、それからリラックスできる時間と紅茶があるから私は進み続けられるの。
フリーダ・グスタフソンとはすごく仲が良さそうだね。出会いは？
―日本で一緒に仕事をしたことがあったの！１年前…あるショーでお互いにIMGの子どもとして再会して、喋ったりバックステージで一緒に時間を過ごすようになったの。彼女ってユーモアのセンスがあるし、誰とでも友達になれるような子なのよ。
ファッション以外の興味はある？
―旅したり勉強する以外に何かする時間がないけど、時間があればスポーツとか絵を描くのが好き。