早目に眼が開いたとしても、「深く眠った…」という少し充足した感が在って、眠りに入ったと見受けられる時間帯を推定し、眼が開いた時間を想い起し、眠っていた時間が5時間以上という感じなら、然程問題は無い。というように勝手に思っている。早目に眼が開いた時には、朝の「行動開始予定」迄の間の「長目な朝」を寛ぎながら悠然と過ごすのが好いと思う。

前日も前々日も、上述したような感じで、早目に眼が開いた。各々の前夜にサウナを利用して身体が解れていて、精力的な動きで身体が深い睡眠を求めたのであろう。夜更かしにならずに眠りに入った経過も在る。現在、小樽駅に程近い宿に在る。「日帰り入浴施設」と遜色が無いような感もする大浴場を備えていて、なかなかに好い場所だ。以前にも何度か利用した経過が在る。

所用で稚内から出るということになった。所用を足す前後に急いで往復することも可能だ。が、少し時間を設けた。出先で「歩き廻って写真でも撮る」というような、「好きな活動」に興じることを想ったのだった。所用の前々日に動き始め、その日と合わせて、所用前日に泊り、所用を済ませた後に稚内へ引揚げる途上に泊まるということにした。

結局、最近は「人が動いている」ということになるのだと思う。「稚内へ引揚げる途上」の旭川の宿は、何度も利用している馴染んだ場所がアッサリと予約出来た。所用前々日と前日は「札幌圏?」と思ったが、宿泊客がやや多い場合が在る土曜日が関わるからか、札幌市内の好い感じの場所は空きが見当たらなかった。「如何しようか?」という程度に思うと、小樽駅に程近い宿に空きが在った。御願いすることとしたのだ。

小樽の辺りは、「歩き廻って写真でも撮る」というような、「好きな活動」に興じるには好適だと思う。第1日は稚内から長い移動で辿り着くことを目指し、第2日は思い付くままに動くのである。所用当日は、用が在る場所からやや離れた小樽からだが、早目に出てゆっくりと向かえば何らの問題も無い。所用の後は旭川へゆっくり北上する。今日はその所用当日ということになる。早目に眼が開いて、居室で寛いで居る訳だ。

第1日は稚内で早目に眼が開き、順調に移動して小樽に着いた。第2日は早朝から精力的に歩いた。

第2日だが、朝の5時前から歩き廻った。小樽駅に程近い辺りから、嘗ての日本銀行小樽支店が在るような辺りや堺町通の辺りを、眼に留まったコンビニで飲物を求めて一息入れながらという調子で歩いた。小樽運河の側に廻って、運河沿いを散策し、小樽駅辺りに至って、バスターミナルで少し待ち、バスに乗って祝津を訪ねた。

↓嘗ての日本銀行小樽支店だ。交易等が盛んで、金融業の拠点も多く在った小樽に、日本銀行の北海道地区を統括する拠点が設けられた訳だ。大変に立派な建築である。

 

↓運河の水面に、運河沿いの建物が映り込む様が好かった。

 

↓「小樽運河」とでも言えば思い浮かぶような感じだ。早朝は静かで、カメラを提げての散策に好適だ。

 

↓咲いている様子が「ハート形?」という感じだった。小樽運河周辺で八重桜を愛でた。



祝津は鰊漁の関係で相対的に早く拓けたという面が在る場所で、鰊漁が隆盛を誇った時期には繫栄していた。その繁栄の痕跡を伝える場が色々と在る。そういう場所を散策した。天候が好く、多分20℃程度に気温が上昇していて、汗もかいた。食堂で、見慣れない程に大きい鰊を焼いていて、それの定食を頂いた。朝食には出遅れで、昼食には早いという時間帯だった。

↓「特大にしん焼き」と称していたモノ…凄く好かった!


祝津からバスで手宮へ移動した。手宮では博物館に立寄って、屋外展示の鉄道車輛を観るようなことをして愉しく過ごした。そこからゆっくりと歩いて、小樽駅辺りに戻った。午後2時過ぎだったが、何やら眠気を覚えた。宿の居室に引揚げ、“昼寝”に及び、3時間程度眠った。

 

↓博物館の<しづか>だ。何度観ても好い…



“昼寝”から醒め、少し寛いだ後、宿の近くで<ミニ塩らーめん>というモノを頂いた。朝食には出遅れで、昼食には早いという時間帯の食事の後、何も食べずに居て空腹だったのだ。これで安堵し、夜は寛ぎ、そして遅くならない間に休んでしまったのだった。

 

↓敢えてやや良が少ない「ミニ」としたが、好みに合う美味いラーメンだったと思う。程好い量でもあった。


 

↓昨夕の小樽駅だ…

 

「“旅”という程でもない中で“旅”の気分で愉しむ」という感じになっているであろうか。最近は「所用で動く」という場合には、そういうようにしようとする場合が多い。こういう“気儘”が叶うような状態が続けられるのであろうか?「健康上の課題」というモノが全く無いでもない様子でもある中、少し気に懸る場合も無いではない昨今だ。「時に気儘に…」が叶っていることに、感謝しなければなるまいという想いが少し強まっている。