もしかすると、「半ば居眠りをしながら揺れる車窓を眺めて移動中」という列車の旅の気分を未だ引き摺っているかもしれない。ぼんやりと、明るい朝を迎えた…

多少「温めな空気が湿って…」と思わないでもなかったが、昨日の日中辺りから天候が少し好転し、湿った按配が緩んだかもしれない。そういうようになってくると、窓を開けて些かの外気が入って空気が美味く巡った屋内や、微風が時折抜ける屋外に立った際、「30℃を超えるような街の宿で居室に入り、エアコンを利かせた状態」に「酷く似ている?!」という程度のことを想う。

結局「炎天下に屋内に冷房を効かせて…」という状態そのものが、或る種の「非日常」であるというのが当地の感覚なのかもしれない。半ば戯れに「各地で暑さに倦んだ皆様におかれては是非とも当地へ…」と嘯いてみるが、的外れでもない話しだと、逆に暑い地域に足を踏み入れて強く思ったという次第だ。

当地へ戻ってみれば、何やら去る週末に予定されていた催事に関して、開催の4日前の午後、殆ど3日前というような時点で急遽中止になったというようなことが少し話題になっていた。

極個人的な感じ方として、催事の中の「戸外を歩き廻る」というような事柄に関して「マスク着用」を如何こう言っているのであれば、「では、最初から止めておきなさい…歩き廻るのに、汗で顔に貼り付くようなマスクは、“感染症”の何十倍も危ないから…」というようには思う。

それはそれとして、方々では、全国的な程度に高い知名度の大きな催事も含めて、“感染症”の問題は問題としてかなり「普通」に開催されている様子が伝わっている。そういう様子なので、「稚内?!中止??」と多少驚いた。

1週間程も前に中止を決めるのであれば、「そうですか…」で済む部分が大きかったかもしれないが、実質的に3日前に中止であれば、既に動いている準備が停められず、結局「看過し悪い程度の大きな損」も方々に出てしまい「冗談じゃない!!」ということにもなるかもしれない。何やら「“感染症”の故に“止むを得ない”」と称するようなことが、「必要以上に蔓延っている?」というような気がする。そしてそういう「変な傾向」が、「“感染症”そのもの」以上に余程大きな「損失!」を社会にもたらし、色々な意味合いで「傷だらけ」にしてしまっているように思う。本当に善いのだろうか?

そういうことも気になったが、ハッキリ申し上げて「勝手にやっていろ…」という感だ。もっと気になるのは、色々と伝わる各地の大雨だ。今季もまた、方々で様々な被害が生じてしまっている…如何にかならないものか…