EPISTROPH NIGHT FUKUOKA
エクスペリメンタル・ソウルバンド “WONK” の自主レーベル「EPISTROPH」主催のショウケース、
東京・京都・福岡の3都市で開催される
EPISTROPH NIGHT
6月9日の福岡へ行って来た。
WONKはもちろんだが、iriとkiki vivi lilyの出演が足を向かわせた決め手となった。
場所は天神にあるUNION SODA
ここはライブハウスではなくギャラリーなどでも使用されるフリースペース。
DJブースとライブステージが向かい合うようにレイアウトされ、こじんまりとした会場に “18時スタート” というインフォメーションがどんな内容なのか謎めいて見えた。
というのも同日13時~19時に近くの百貨店「岩田屋」にてEPISTROPHのイベントが開催されておりWONKメンバーがそっちを放ったらかしで移動するとは思えなかったからだ。
最初の1時間はたっぷりDJによるミックスプレイで繋ぎ19時からライブスタート、ライブ転換の間をDJが繋ぎ4組のライブをサンドイッチした。
つまり終演まで隙間なくガンガンと音が鳴り響いた。
Sweet William × kiki vivi lily
Sweet Williamのミックスプレイに始まりkiki vivi lily登場、メロウなミディアムナンバー「Talk to me」から彼女のオリジナル曲へと続きキュートな歌声が堪能できた。
Talk to me
Misterious Kiss
AM0:52 (remix)
Rainbow Town
Lovin' You
Goes All Right
Opus Inn
堀内美潮(vo)・永田誠(g)によるエレクトロユニット。
ややハスキーなヴォーカルが気持ちよかった。トラックに絡む硬めなポンピングギターが特徴的だが少しシューゲイザーぽいところもあり、音源で聴けた浮遊感よりもライブならではのダイナミクスもありハードに迫って来て良かった。
iri
やはり知名度・人気があり、この日最高の盛り上がりを見せた。
シンクオケ+生ドラム(ドラマーと2人)という変則的な編成だったが、力強い歌声に引き込まれた。
Keepin'
Corner
無理相反
Wondering
ナイトグルーヴ
半疑じゃない
Only One
rhythm
ガールズトーク
WONK
トリにギターレス4人で登場、リハーサルスタジオを見学しているような大変ラフなムードで繰り広げた演奏だったがやはり上手い。
ホール&オーツのカバー「I Can't Go For That」ではベースソロ~キーボードソロもあり楽しめた。
長塚健斗さんの歌はいつ聴いてもセクシーだ。
Introduction
Midnight Cruise
The World Looks So Brand New
Savior
I Can't Go For That
Cyber Space Love
Africa
20時過ぎ頃には窓のカーテンも開けられ対面する通りの灯りなども混じえてお洒落な空間を味わえ貴重な夜になった。