HUG ROCK 2018GW | チャーリーのファボミュー

チャーリーのファボミュー

このブログはチャーリーが聴いた音楽の中で「これは良い!」と思った作品やアーティストを書き留めています。勢いのある旬な音楽を好むため自ずと若手中心になっています。たまに映画についても書いています。

HUG ROCK FESTIVAL 2018GW

GW4連休の初日5月3日
渋谷のライブハウス11会場で行われた恒例のサーキットイベント。




さいたまスーパーアリーナではCHAI、フレンズ、DATS、Rei、Nulbarich、DAN、indigo la end、FLOWER FLOWERなどチャーリーズファボのアーティスト達がこぞって出演するVIVA LA ROCKが開催されたが、やはり我が大本命には勝てずハグロックを選んだのは当然の成り行き。



しかもタイムテーブルを見ると上手い具合に時間がずれて大本命と本命達が夜の4連発として楽しめそうだ、これを逃してなるものか!

ハグロックの出演者は全員が女子(メンバーやサポートに男子はいるが)のSSWやバンド、ビバラと比べると知名度では負けてはいるが女性ヴォーカル好きのチャーリーとしてはインディーズ多数で新発見も期待できるハグロックは興味の湧くところだ。

「ちょい見」「すぐ出」は嫌なのできちんと観れる予定を組んだ、ただし会場移動は猛ダッシュ(笑)

カホリ
コレサワ
stella
成田あより
CODE OF ZERO
カノエラナ
瀬川あやか
杉恵ゆりか
SMOKY & THE SUGAR GLIDER
マキアダチ
惑星アブノーマル


カホリ(会場CYCLONE)
年齢不相応のブルースフィーリングでロックンロールをブチかます女子高生ギタリスト、青SGではなくフライングVを持って登場。打ち込みオケの1人バンドでご挨拶代わりなオープニングから「替え玉ください」へのなだれ込みも爽快、ジミヘンのRed Houseで観客に魔法をかけカホリちゃんバンドが実体化し「カレーうどんブルース」「群馬へGO」、そして「メガネがないのうた」では “メガネがない” のC&R。
オヤジロックをティーン女子が演るアンバランスさが面白かったし、いなたいギターを味わえた。


コレサワ(会場WWW)
会場溢れんばかりの満員、主催者ハグテッペイさんの挨拶からコレサワ登場、後方扉口で観ていたが続々とお客さんが集まり抜け出せなくなりそうだったのでインターバルのない次に備え、弾き語り「あたしを彼女にしたいなら」「君のバンド」の2曲だけ聴いて退場。知名度の高さを集客力で見せつけた。


stella(会場Take off 7)
女子大生ガールズバンド、女の子には珍しいシティポップを演ることで注目していての初見。Vo&Key桑山玲奈さんの可愛いこと、それだけでも目の保養になるが、どうやらベース野崎菜央さんがサウンドの中心の様子。お洒落な曲調でシンクオケと合わせながら16ビートの難しいアンサンブルをキメていた。まだまだ伸び代のある若さを感じた。


成田あより(会場aube)
癒し系ギター弾き語りをイメージして臨んでびっくり!バンドセットで登場!しかもかなり激しめのビートでガンガン攻められ衝撃!
弾き語りをそのままバンドアレンジした「10月の雨」が印象深かった。ラスト「好き」ではシティポップにも届きそうな多幸感あるサウンドで弾き語りとは違う一面が見れて楽しめた。小柄でおっとりとした雰囲気が誰からも愛されるらしいが、物販で話してみて納得。


CODE OF ZERO(会場eggman)
まずはちょっと距離があるaube→eggman移動に息切れ、開演5分前何とか後方でも顔が見える場所に立ててラッキー。
ハード・エレクトロ・メロディックロックで最近人気急上昇の赤丸印、初見だったけどモッシュめいた予感も的中、演奏も上手いうえに煽りをガンガン入れてくるヴォーカルでクラウドサーフもあり暴れることができた。
1曲目「Over the Limit」から一気に駆け抜けるセトリは圧巻だった。


カノエラナ(会場WWW)
たぶんハグロック一番の入りだったのでは?さすがに人気・知名度は群を抜いていた。
後方扉口で姿も見えず、弾き語り「たのしいバストの数え方」「エスカレーターエレベーター」の音だけ2曲で断念、、、急遽、飯休憩。


瀬川あやか(会場WWW)
昼は看護師、夜はSSWの二刀流、歌よし声よしキャラよしルックスよし、、、やはり可愛いな。
青春チックな3人編成でサポートにヒグチケイ(g)Dr.U(ds)が登場、意外なところで繋がりがあるんだなぁとびっくり。
ニューアルバムから4曲+「妄想スニーカー」のセトリ。ギターを置いての「どんなに...」はバラードアレンジで伸びやかで気持ちのいい歌声を聴かせ魅了された。


杉恵ゆりか(会場STAR LOUNGE)
ピアノ弾き語り「ジョキッ」でスタート、おもむろに出来立てホヤホヤの新曲も飛び出し、ゆったりめで演りますと言いつつ最後には「♂♀」でシンガロングを煽る始末(笑)
スージーらしいステージだった。


SMOKY & THE SUGAR GLIDER(会場eggman)
斉藤麻里(vo)なかむらしょーこ(b)藤澤有沙(key)による本格派ロックバンド、サポートにギター上口浩平、ドラム神林翔太。
3月リリース1stアルバムをそのままステージで再現、熱く濃密なサウンドがあまりにもカッコ良過ぎて血液逆流のフロー状態。
イイ音出すし演奏上手いし素晴らしいステージだった。物販に長蛇の列、スモグラTシャツ欲しかったけど次の時間が迫っていて買えなかった、残念。


マキアダチ(会場CHELSEA HOTEL)
DAW女 注目の1人、サポートに伊藤千明(b)竹内厚志(g)Dr.U(ds)を従えたバンドセットで登場。時間も押していて手早くスタンバイしリハもそこそこの本番スタートはさすがだった。
夜から朝焼けそして夕日締めセトリ〜映画のような流れを作りたかった〜とは本人の弁。
オリエンタルなムードとグッドメロディ、曲作りの上手さも言うことなし!
ラスト「アンサンブル」では “エンヤコラ・ビート” で一斉にタオルが回った、が!自分だけ惑星タオルで色が違う、やべぇー(笑)


惑星アブノーマル(会場STAR LOUNGE)
ハグロック私的トリの大本命、TANEKOとテナからなるアヴァンギャルド・ポップユニット。
サポートなしのシンクオケでの演奏だが、TANEKOの強烈な歌唱力の前に最早バックは選ばない。
「ひとりになれない」で挨拶的にスタート、2曲目がやけにカッコいい新曲「怠惰」、振り付け強要もそこそこに「BE P!NK」〜「こゝろ死なせないで」で煽り、3月配信リリース「あの日の僕ら」をじっくり聴かせ、リラックスムードのハッピーソング「愛してやむなし」で本ステージを終えた。さらにSTAR LOUNGEのトリということもありアンコールに応えてくれて「美術II」で締めくくった。
何度も惑アブを観ているが一度として同じ歌い方をしないTANEKO、この日も変幻自在に変化させた。3月の衣装で汗だくになりながら熱量MAXのステージは素晴らしかった。




サーキットはフェスと違って、暑さ寒さ雨の心配もないし、街なかで開催されるから食事や小用も簡単に済ませられるし帰りも楽だし、良い事ずくめ。
欲を言えば、気になるアーティストがお目当てと時間被って観れなくなるのが残念なところ、それはフェスも同じか。


余談
朝10時半からのリストバンド交換が長蛇の列だったことに気付かず、交換開始時刻に受付到着したものだから誰からも咎められず一番に交換してもらった(汗)
並んでた人ごめんなさい m(_ _)m