ドラマ2023年7本目 『模倣犯』 2023年台湾 Netflix独占配信 全10話 | CHARLIE’S X ~Planet of the 'GODS'~

CHARLIE’S X ~Planet of the 'GODS'~

アマチュア小説家(キャリアover30年 眉村卓先生、牧野修先生に師事)、リハビリ人(字が書けないけど身体障害者でもない about20年)、気象予報士(免取(^_^;)v)、占い師(吉田佳代名義 易学・四柱推命)

結果 5/5 \(^o^)/

 

観たきっかけ

 訊くのがヤボさぁー(^_^;)

 アチキにとってはようやく、「真打ち登場!」ってカンジ。

 ことし03月から、このドラマがNetflixで世界独占配信と知ったから、Netflixに加入したいと願い、どうしたら一番安くネトフリに入れるかなあと模索していたんですからネ!

 主演の検事役ウー・カンレン(名前しか知らんと思っていたけど、去年かな、『悪との距離』の弁護士役を観てましたワ! 彼への印象についてはまた後述します)。次に名前の挙がる心理学者役アリス・クー、さらに次に名前が挙がるルビー・リン、テレビ局のプロデューサー兼キャスター役の女性。この2人、Facebookでフォローしてるほど好きやからね!

 ルビー・リンさん。『如懿伝』で王さまの役をしていたウォレス・フオのwifeですよ! 美男美女! お2人とも大好きです。

 アリス・クーさん。近年では『時をかける愛』でも主演されていましたね。デビュー作なんじゃないかなあ、『敗犬女王』。あの頃から観てます。

 かつ。

 原作は宮部みゆきさんでしょ? そりゃあ観ずにはおられんでしょうー! このドラマを観るために、ことし04月、原作を読破しました。原作を読み終えてすぐにネトフリに契約するつもりだったのが、なんやかやとあって今月、11月からやっとネトフリを観ることができるようになり、でも10話のドラマを観る時間を取れず……と思っていたタイミングで、運良く(?)体調を崩したためにこのドラマを観ることができた、「本懐を遂げる」ことができたのであります!

 

感想

 まずは物語の展開について。

 もちろん良かった!

 せっかく原作を読破したのに、読んでから半年以上が経過してしまっていたので、「原作ってどんなんやったかな」と……宮部先生申し訳ありません_(._.)_

 だけど、ドラマはドラマで事件の因果関係に破綻がなかった(とわたしには感じられた)ので、とても良かったと思います。

 途中で若い男の子が犯人と特定されてしまうシーン。生い立ちに同情できるところがあったので、

「なーんや」

 と失望したのも束の間! なんとあの人が主犯だったとは……! さらにはあの人とあの人まで残忍に殺害されてしまうなんて……(涙)

 主犯がいわゆる「同情の余地のない」サイコパスであったことに、特に満足しています、うんうん、greatです(^_-)

 

以下。異様に長くなると思います。出演していた人たち、わたしの「知り合い」について、です。

 口コミを読んでいたら、「(『模倣犯』で)初めて台湾のドラマを観た」と書かれていたかたが多かったようなので、そういうかたにも今後別の台湾ドラマを観てもらって、もっと「知り合い」を増やしてもらいたいなあと感じるので、ほかのドラマの紹介も随時書き込んでいきますね。

・一番びっくりした、というかときどき吹き出してしまったのが、お寺のおっちゃん。名前は存じ上げないのですが、めっちゃよく観るおっちゃんです。それこそ『敗犬女王』でも、正に「お寺のおっちゃん」の役をしてました。あのドラマではヒロインのお母さんと恋をする役で、スケベなお寺のおっちゃんでした。ほかのドラマでは(Netflixで視聴できる『マジックリング』だったと思う)では、若い女の子をストーキングする変態なおっちゃんの役をしているのも観たことがあります。

 なので今回あまりにも真面目で重要な役を演じられていたので、過去のそんな役柄を思い出し、思わず吹き出さずにはいられなかったのであります。めっちゃ頭のいい、真摯な役。「上手い役者さんなんやなー」と、おっちゃんへの見かたを改め……いやまだ自信はないなあ……(^_^;) このおっちゃんは『ずっと君を忘れない』でも割といい役をしてました。このドラマは平岡祐太さんが金にモノを言わせるすごくイヤな役をしていたことも印象的でした。

・刑事のおっちゃん、「ヨンガー」と呼ばれていたおっちゃん、死にかけて助かったおっちゃんも、とてもよく観ます。最近では『オレ様ロマンス』で、主人公のお父さんの役をされていたかなあ。違うかもしれん。でもよく見かける人。

・あと。この人は、日本でもよく「名バイプレイヤー」として知られている人が、途中で数秒だけ登場しておくことで、「あ。この人あとで大きな役割をするねんな!」という伏線として用いられることがあるじゃないですか。なのでもしかしたら台湾ドラマに馴染のないかたにとっては、「このおっちゃんいつからこんなに威張るようになってたん?」という戸惑いを感じられたんじゃないかなあと思いました、が。検事正(だったかな?)、まあとにかく最後のほうでずっと主人公の検事を叱っているおっちゃん、湯志偉さんといって、ほんと、あっちゃこっちゃでしょっちゅう拝見します。この人は間違いなく『オレ様ロマンス』には出てました! アチキのスマホにはこの人単独のフォルダを作っているほど、しょっちゅう見てます。『アニキに恋して』や、『ブラック&ホワイト(痞子英雄)』にも出てますが、サブスクがあるかどうかはわかりません。『アニキ~』はネトフリで観れたかなー。わたしとしては『痞子英雄』(ドラマ! 映画は1と2があるけど、1で生き返っててイマイチでした。2は観てないッス_(._.)_)の湯さんの役は、うーん、悩むなぁ……このドラマと同じくらいかっちょ良かったです! DVDーBOXを持っているのでお貸ししたいほど、いろんなかたがたに観てもらいたいです。

・ドラマ『返校』に関する記事でも少し触れたのですが。あのドラマ、1969年の「先生」と、1999年の「先生」とが出て来るんですよね(何言うてるかわからへんでしょう? そうやって『返校』を観たくなるように誘導できたらいーなーという姑息な企みをしているんです(^_^;))。

 1969年の「先生」が、アリス・クーさんの弟役の人で、

 1999年の「先生」が、テレビ局で働いて、ルビー・リンさんを挑発する男性の役。

 アリス・クーさんの弟の役の人! 『返校』では昔風のめがねをかけていたし、今回のドラマでは頬に傷があってうつむきがちなシーンが多かったためか(というのは言い訳に過ぎないよね(^_^;))、あとでなんか調べてて同じ人だとわかったとき、「ええ、うそお!!」と、でっかい声で一人で叫びましたよ!

 1999年の「先生」のほうは、うん、まあ、ね。どちらのドラマでも、まあ、うん、……、そういう役をされているということは、今台湾で演技力が高く評価されている役者さんなんだろうなあと感じました。

・主人公を演じたウー・カンレンさん。冒頭にも書きましたが、わたしは初めて拝見する人だと思っていました。『悪との距離』は、女性陣の演技がとても良くて、弁護士のことなんてはっきり言って視線が向かなかったんですよね、わたしとしては。

 で。このかた、始めは永山絢斗さんと似てるなーと感じたのですが、だんだんと表情が険しくなってきてからは、井浦新さんにも似てるなーと感じ、最後のほうでは瑛太さんにも似てるんじゃないかと感じるようになって、「永山兄弟の弟」って言っても疑われなさそうやなあという結論(?)に至りました。日本人にいそうな顔、と思います。(かく言うわたしは台北にいた2か月のあいだ、どうやら街中では地元の人と思われていたようです。2日に1度程度の割合で道を尋ねられましたんでね(^_^;))

・テレビ局の若い小柄な女の子。良かったなー! 役の中で物語を大きく動かしたのは確かにアリス・クーさんとルビー・リンさんだとは思うけれど、この小柄な女の子の活躍があったからこそ、このドラマに……なんというか、「光が射していた」ように感じられるんですよねー。彼女にしても暗くて重い過去を背負っているんですが、とても健気でやさしい役で、大好きになりました♪

・実は。ルビー・リンさんの演技を拝見するのはこれが初めてだったのですよね! でもおきれいなことはFacebookからもよく存じ上げていました。このドラマではかっちょいいオトナな役でしたね。彼女は中国のドラマをプロデュースすることもあるし、台湾のドラマをプロデュースしてご自身が主演をされているものもあります。『年下のオトコ』がそれに当たります。次の記事では『年下のオトコ』について書きます。そこでも「知り合い」の紹介をしていきます。良かったらお付き合いくださいませ(^_-)