海上自衛隊観艦式 2006/10/29(5) | ミリタリーイベント

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海上自衛隊観艦式  2006/10/29(5)


しらね型護衛艦


ヘリコプター搭載護衛艦(DDH)の第1世代である「はるな型」の拡大改良型として、昭和50・51年度計画で各1隻が建造された。
DDH-143  しらね
DDH-144  くらま
イージスDDG こんごう型(DDG-173)が建造されるまでは海上自衛隊最大の護衛艦で、名実共に海上自衛隊の顔であった。

海上自衛隊の艦艇として初めてCIWS(近接防空火器;ファランクス)を装備し、対艦ミサイルからの個艦防御能力が強化された。
また、長距離で潜水艦を探知できる戦術曳航ソナーも初めて装備されており、搭載ヘリと連携して、敵潜水艦が接近する前に探知・撃破することを可能としている。
本艦での実績をもとに、CIWSと戦術曳航ソナーは、その後に建造された海上自衛隊の汎用護衛艦にも採用され、標準的な装備となった。
飛行甲板が船体の後部1/3を占めている。

「いずも」が就役した2015/3に「しらね」が、

「かが」  が就役した2017/3に「くらま」が、それぞれ退役した。

 

DDH-144    くらま   しらね型の2番艦

観閲艦となり、総理大臣が乗船している。

 

 

 

「くらま」は2018/6/12、佐世保基地を曳航されながら出港し、若狭湾沖にて海上自衛隊の潜水艦からの新型魚雷により実艦的処分が実施された。