嘉手納基地へガンシップAC-130Jが飛来
沖縄タイムスの2021/4/16の配信によると、ガンシップAC-130Jが嘉手納基地に飛来しているとのこと。
記事の要約
米軍嘉手納基地で16日、外来機のAC130J攻撃機が離着陸する様子が確認された。
3月29日に同基地へ飛来して以降、16日午後0時50分ごろ、嘉手納基地を離陸,午後0時50分ごろに離陸。同5時ごろ着陸した。
離着陸が確認されるのは初めて。沖縄近海の空域で訓練をしたと見られる。
同基地では12~16日まで即応訓練が実施された。
AC-130Jが嘉手納に初飛来かどうか、真偽はともかくとして、大変珍しいに違いない。
今から33年前の1988年11月11日、横田基地にAC-130Hスペクター 69-6570 が飛来したことを思い出した。
翌日、離陸するだろうか?、午後の離陸では逆光になってしまう、などやきもきしながら滑走路エンドで待ち構えていると、何とか左側面が順光の間に離陸してくれた。武装は機体左側面に装備され、目標を中心に左旋回しながら攻撃するため、左側面が撮れなければ、意味がない。
ベトナム戦争時は、下面を真っ黒く塗って、死神のノーズアートを描いたAC-130Aなどが横田に飛来していたが、私にとってはこの1988年の飛来が初めてのAC-130。
緊張のあまり、ピントがやや甘くなってしまった。
AC-130H 69-6570 横田基地 1988/11/12
胴体後部カーゴドア上部辺りにバブルウインドが見える。
搭載火器はM61 20mmバルカン×2門、40mm機関砲×1門、105mm榴弾砲×1門と思われるが、演習時ではなので、機外に出してはいない。
それにしても物々しい凹凸がある。
このAC-130H(69-6570 MSN 382-4344)はC-130EからProject Pave SpectreでAC-130Eに改造され、1973年にProject Pave Spectre IIでAC-130Hへ改装された。
16SOS(Special Operations Squadron)で運用され、2014年2月に引退している。