はるか昔
大学生だったころ
授業はほとんど出なかったので
最低出席数と最低履修単位で卒業しましたw
本だけは・・・沢山読んだなぁ
当時の学生に人気があった、J.D.サリンジャー
『ライ麦畑でつかまえて』は有名ですね
サリンジャーが伝説となったのは
時代の寵児だったのに突然田舎に引っ込んで
その後、一切、作品を発表しなくなったから
まともに出席した数少ない授業で
何故サリンジャーが作品を書かなくなったか・・・
先生の独特の視点が面白く
興味津々に耳を傾けると
「ある初期の作品で彼の理想形の人物を自殺させているので
その後の人物が描けない・・・」
的な?理由だった気がします(かなり曖昧です)
当時はその説に納得していたので
テストでひたすらソレを論じて
A+をもらった記憶があります
あれから40年以上もたって
今日、Amazon Prime Videoで
以前から気になっていた映画↓をみました
あ~マジか
サリンジャーはベンガルの聖人
ラーマクリシュナの瞑想にはまっていたのです
知りませんでした~
戦争のトラウマを瞑想によって克服していた…
映画をみながら
サリンジャーが作品を発表しなくなった理由が
おもろげながらわかる気がしました
今ならわかる!あの先生の説は違っていたのだって・・・
深い瞑想は葛藤、混沌をしりぞけ
この世界からドラマがなくなる・・・
そんなことを考えながら
瞑想が
わたしから解き放ってくれた様々を
思い出していました
サリンジャーが30代で隠遁した家