会議やミーティングなどで、
「話しがわかりにくい」
「何が言いたいのかわからない」
と言われたことはありますか?
このような人、職場によくいますよね。
特に会議や上司が多いミーティングの場合、こうなってしまう人がよく見られます。
ではこのような人は話が下手なのか?
決してそういうわけではありません。
お店での接客では上手に話せていたりします。
会議などで話がわかりにくい人の特徴は・・・
話のゴールが決まっていないまま話しているというものです。
2つのパターンがあると思います。
パターン① いい話、自分の努力のアピールを無理に入れようとしている
自分がやっている努力をアピールしたり、今答えが見えていないけど自ら解決できる事を話そうとしている。
聞かれていることや、話すべき事を素直に答えないで、自分の考えや努力のことを話そうとしている人は、話が自分本位なので「わかりにくい」と言われてしまいます。
パターン② 話しているうちに、言いたい事がドンドン増えてきてしまう
自分で話している間に頭が回転して、違う話が思い浮かんでしまい、次々と違う話をしてしまう人。
自分の頭の中では全ては繋がっている話でも、間の説明が足りないので話があちこちに飛んでいる人に思われて途中からあまり聞いてもらえないパターンです。
どうですか?心当たりはありますか?
わかりやすく話すポイント
もちろん、話す内容を前もって紙にまとめて書いておけば上手く話せるかもしれませんが、突然の質問や、話すべき内容が当日変わることも良くあります。
では、どうすれば改善できるでしょう??
それは、『話のゴールはいつも1つにしておく』です。
言いたいことが沢山あっても1回のトークで話すべきことは常に1つに決めて話せばいいのです。
そしてそのゴールを一番始めに話してしまうのです。
「私の店では先月●●を徹底させました」「私は●●するべきだと考えます」
と始めに答え(ゴール)を言ってから理由や説明を話すことで分かりやすくなります。
始めに話したこと以外は話さないと決めることで、あなたの話は理解されやすくなります。
どうしても2つ言いたい事がある場合はどうすれば良いのか?
その場合も必ずゴールは一つです。
「私の店では先月●●を徹底させました」
「その具体的な作戦は2つです。一つめは●●。2つ目は●●です。具体的に説明すると・・・・」
2つの言いたい事を1つにまとめゴールとして先に話してから2つを説明してください。
カリスマコミュニケーションでは、会議やミーティングであなたの話にみんなが納得する手順やコツをさらに具体的に解説しています。
会議が苦手という人は理屈よりも具体的な手順を身につけることで、あなたの話にみんなが注目してくれるので、やりがいが出て会議も楽しくなるはずです。
1回のトークでは話のゴールは一つ。
ぜひ意識してやってみてください。
あなたの話をもっと聞きたい人が増えると思います。
カリスマコミュニケーション トレーナー
今栄 健