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エグゼクティブエージェンシー

イギリスにおいて、管理及び予算について省から分離して設置される行政機関

イギリス政府、スコットランド政府、ウェールズ政府及び北アイルランド執政府の執行機能の一部を実行する。執行機関と訳されることもある。

単にエージェンシーともいう。非内閣構成省庁、政府外公共機関準独立公共機関は、省大臣の統制から真に法的かつ憲法的に分離されるが、エージェンシーは、そのいずれとも全く異なる政治機構 (machinery of government) の装置 (devices) である。イギリスのエージェンシー制度を範にした制度は、他のいくつかの国々で導入されている。

 

エグゼクティブワン

アメリカ合衆国大統領が搭乗している民間航空機が呼称するコールサイン

大統領の移動には通常は軍用機が用いられ、民間機が用いられることは基本的にない。2016年現在、アメリカ政府の見解では空路の移動時には自家用機は使えず、大統領専用機への搭乗が求められる

ニクソンによる民間機への搭乗

1973年12月26日、リチャード・ニクソン大統領は、現役の大統領では史上唯一、定期運行の民間機に搭乗した。ニクソンが搭乗したのは、ワシントン・ダレス国際空港発ロサンゼルス国際空港行のユナイテッド航空55便だった。

これは、大統領が民間機に搭乗することで「エネルギー危機において他国に模範を示す」「航空会社への信頼を示す」という目的による、一種のデモンストレーションだった。混乱を防ぐため、当時「事故が多い」という印象が持たれ乗客が少なくなる傾向のあったDC-10使用便が選ばれ、通常の大統領の移動では行われるような搭乗前の式典などは行われなかった。ニクソンはファーストレディのパット、娘のトリシア、および職員22人と共に搭乗した。ファーストクラスのチケット13枚を217ドル64セントで、エコノミークラスのチケット12枚を167ドル64セントで事前に購入していた。側近が、緊急時にホワイトハウスと連絡を取るためのスーツケースサイズの通信機器を機内に持ち込んでいた

退任直後の大統領に対する使用

任期満了により「前大統領」となった人物を輸送する軍用機が「エグゼクティブワン」のコールサインを使用した例がある。2009年1月20日のジョージ・W・ブッシュ、2017年1月20日のバラク・オバマなどである。ジョージ・W・ブッシュがローラ夫人と共に議会議事堂からアンドルーズ空軍基地に移動する際には、アメリカ海兵隊の要人輸送ヘリコプターVH-3Dが使われたが、通常の「マリーンワンではなく「エグゼクティブワン」のコールサインが使用された

エグゼクティブワン・フォックストロット

大統領の家族のみが航空機に搭乗し、大統領本人は搭乗していない場合、ホワイトハウスのスタッフまたはシークレットサービスの裁量で、エグゼクティブワン・フォックストロット(Executive One Foxtrot, EXEC1F)というコールサインを使用することができる

フォックストロット」とは、"family"の頭文字"F"のフォネティックコードである

ファーストレディ時代のヒラリー・クリントンがラガーディア空港経由でニューヨークへ飛行した際にエグゼクティブワン・フォックストロットが使われた例が知られている。

エグゼクティブツー

エグゼクティブワンと同様に、副大統領が搭乗した民間機はエグゼクティブツーExecutive Two)のコールサインが使用される

ただし、大統領と同様に、副大統領も民間機を利用することはほとんどない。

よく知られた例外は、ジェラルド・フォードの副大統領だったネルソン・ロックフェラーである。ロックフェラーは、当時エアフォースツーとして利用されていたDC-9よりも、自身が保有するガルフストリーム・エアロスペースを好んで使用した。これは民間機であるため、ロックフェラーが副大統領在任中のガルフストリームにはエグゼクティブツーのコールサインが与えられていた

2000年2月2日、アメリカ合衆国上院で審議中の法案が可否同数となる見込みとなり、上院議長である副大統領が投票(議長決裁)する必要が出てきた。このとき副大統領のアル・ゴアはニューヨークにいたが、ワシントンD.C.に戻るためにはUSエアウェイズのシャトル便に乗るのが最も早かったため、ゴアは民間機に搭乗した。結局可否同数にはならず、ゴアの票は必要なくなった

エクゼクティブワンの場合と同様に、副大統領の家族のみが航空機に搭乗し、副大統領本人は搭乗していない場合は、エグゼクティブツー・フォックストロットのコールサインを使用できる

 

エグゼクティブサーチ

職業紹介事業のひとつであり、社長などの経営幹部、または社外取締役や社外監査役、特定の専門的なスキルを持った人材を、外部からスカウトする業務を指す。


欧米諸国と比較すると、日本では2000年代までは、経営幹部の外部からの招聘はあまり盛んとは言えなかったが、2010年代に入ると、 サントリーにローソンから新浪剛史が、資生堂に日本コカ・コーラから魚谷雅彦が、LIXILにMonotaROから瀬戸欣哉が、武田薬品工業にグラクソ・スミスクラインからクリストフ・ウェバーが、それぞれ社長としてスカウトされたことで、その背後にあるエグゼクティブサーチに対しても注目が集まった

2020年代に入ると、東芝が自社の社長選任にエグゼクティブサーチ会社を利用することを発表した

2021年に三菱ケミカルHD初の外国人社長に就いたギルソン氏の招聘は五大ファームの1社が関わった

著名なヘッドハンター

日本では辻伸之(スペンサースチュワート日本法人社長)、渡辺紀子(ハイドリック・アンド・ストラグルズ パートナー)、佃秀昭(元エゴンゼンダー社長、元産業革新投資機構専務取締役COO、株式会社ボードアドバイザーズ代表取締役社長)などがエグゼクティブ・サーチのコンサルタントとして著名

 

 

株式会社エグゼクティブクリエイション