☆ 悲しみのコンサートを終えて |  麗音

 麗音

「麗音」とは、私の友達の書道家”翔鸞”さんが音楽好きな私のために

造ってくれた造語です。





音楽を楽しみながら、少しずつ、日々感じたことを皆さんに

「音信」していけたら・・・。

2009年1月25日(日) 亡き娘が所属しておりましたアンサンブル マロニエ 第19回 名曲コンサートが武蔵野公会堂で行われました。


曲目:エルガー◆セレナーデ ホ短調
    ヤナーチェク◆組曲
    モーツァルト◆フルート協奏曲第一番ト長調 K.313 

             フルートソロ ザビーネ・ザイフェルト


闘病中の娘が1st Violin・パートとして団員の皆様との練習にも参加、当日を楽しみにしておりました。

抗がん剤の影響による手のしびれから弓を落とすこともあったようで、先生にもご心配をおかけしたようです。
しかし、病状が進行し、入院中に恩師、団員の方が持参して下さったプログラムを目にし、しばし不安そうな目をしながらも、生きる希望へとつなげておりました。


しかし、望みも叶わず、志半ばにし、旅立ってしまいました。

娘もどんなにか無念であったに違いありません。

当日は追悼の意を込め、カザルス「鳥の歌」が演奏されました。


ステージに立つはずの娘がいないステージを見つめる私共の心は、目は、耳は、娘がこのステージのどこかで一緒に弾いているに違いないと、溢れる涙を必死で拭うことで精一杯でした。


私共にとりまして、こんなにも切なく哀しい生涯忘れえぬコンサートとなりました。


藤沢一彦先生・葉子先生 飛山先生 黒柳先生 池田先生

団員の皆様

大変長い間お世話になり厚くお礼申し上げます。

有難うございました。


麗の母より