今日は、お友達に頂いた本
と CD
について少々。
タイトルの、「小さな星の王子さま」は、皆さんもよくご存知の、
アントワヌ・ド・サン=テグジュペリ原作の”星の王子さま”です。
これを、河原泰則さんというコントラバス奏者が翻訳したのが、
タイトルの「小さな星の王子さま」なのです。
「小さな星の王子さま」は、やはり大人になってから読んでも味わい深いです。
一番有名なフレーズ![]()
”ものごとは心でしか見ることができない。本当に大切なことは、目に見えない”
ですが、今回改めて読み直して自分の心に響いたのが、王子さまの次のセリフ。
「人はみな先をあらそって特急列車に乗り込もうとしているけど、
一体なにを求めてそうするのかっていうことは、
もう自分でも分からなくなってしまってるんだ。
だからみんな不安に駆られて、それで同じところをぐるぐるまわっているんだよ。」
「そんなにあくせくしたってはじまらないのにね・・・。」
病気をして、仕事を辞め無職になり、治療に専念しつつも、
気持はいつもどこかで焦っていて、
そんな私を励ましてくれる言葉でもありました![]()
そしてもう一つのタイトル「アリア」とは、その翻訳者でもあり、コントラバス奏者でもある、
河原泰則さんのアルバムです。
そもそも、コントラバスは弦楽器の中で一番大きな、私の身長以上もの楽器です。
弦楽合奏などの場合では、一番下でメロディーを支える重要な陰の立役者のような存在です。
そんなコントラバスのCDとは?
終始暖かい音色に包まれた、心地よいアルバムでした![]()
コントラバスより一つ小さい楽器、チェロの音は、人間の声の音域に一番近く、
精神の安定にもなると聞いたことがありますが、
それに近い印象を受けました。
そしてチェロよりも男らしく、安定感と暖かみのある音色にしばしうっとりしました。
翻訳も演奏も、原作者,作曲家の意図を正確に読み取り、完璧に自分のものとして
咀嚼し、自分の言葉で再構築したものを読者,聴衆の心に伝えるという共通点がある、
と 河原さんはおっしゃっています。
なるほど~![]()
河原さんご自身、この本の翻訳というお仕事に出会ったのは、
左手首の腱鞘炎で長い間演奏できないという大変苦しい境遇の時でした。
もう二度と演奏できないと無気力になっていたところ、このままではいけない、
前向きなことに取り組もうとして始まったことだそうです。
この姿勢、見習わなくては!
これから7月の演奏会に向けて私もヴァイオリンの練習を始めよう![]()
