生きてますが、、 | チャリダーアキの自転車世界旅行

生きてますが、、


Xelaを出発する日

朝から下痢がひどい

頭も痛いし寒気もする

それでも走るのがチャリダー

走り始める






すぐにとんでもない上り坂が目の前に続く

今の僕に漕ぎ続ける力は残ってない

ひたすらひたすら自転車を押して登る


自転車を押すこと約4時間


ようやく山を越える

下痢のため

朝から何も食べず、殆ど水も飲めない


ふらふらになりながら

目指す町はSan Marcos

湖のほとりの小さな町だ


なんどもなんどもありえない坂を登っては降り、登っては降り

町に着いたのは太陽が沈む直前


くたくたの体で目指すは日本人経営の宿


ところが、、、

ない!どこにもないし、町の人も知らない!

探してるうちに辺りは真っ暗に


どこからともなくやってきた子供が二人

僕を目的の宿へと案内してくれる



誰もいない

宿はもぬけの殻だ

待つこと1時間

ヨーロピアンのカップルがやって来た



宿はもうやってないそうだ


もう立ち上がる気力さえない

約10時間も自転車を漕いで(押して?)来たのに

しかも、飲まず食わずだ


出発前よりいっそうにボロボロになりながらも

San Marcosに到着


俺に明日はあるのか? 



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