と、叫んだ母……。


このシーンが印象的だった。


叫んだのは、連日死闘を繰り広げたヒロインの母親だった。





感想を一言でいうならば、


信じるという内部の念い(おもい)は、外部へ大きく作用するということである。




神は、時にその信念がホンモノかどうか、見極められる。



オーストラリアとの三位決定戦


7回表ツーアウト最後の一人。


彼女の脳裏に何が過ぎったのだろうか。


10回裏の攻撃。


彼女はチームメイトに何を思ったのだろうか。




アメリカとの決勝戦


4回裏のホームランの後。6回裏の敬遠。


彼女自身は何を思ったのだろうか。


そして、


7回裏ツーアウト最後の一人。


彼女の脳裏に何が過ぎったのだろうか。




様々な感情が交錯する中、その後に光と影。


光を浴びるのは、1%の考え方ができる人間。


影に引っ込むのは、99%の考え方の人間。



その他大勢の大衆は、彼女一人に教えて貰ったのだ。



100%幸せな人間は、1%しかいない。



彼女は、見えない部分にエネルギーを注ぎ込んだ。


誰も、関心をもたないところに、全身全霊エネルギーを注いだ。



自分を信じる。


仲間を信じきる、という信念を持つ自分を信じる。


投じる一球、一球にその念は封じ込められた。


彼女は何にも動じることなく、投げ抜いた。



そういう爽やかさに、感動した。おめでとう。