2025年の最後は、土日連続でG1競走が行われます。まずは土曜のメイン、来年のクラシックを占う一戦となるでしょうか『第42回 ホープフルS』(2歳G1・2000m)を予想しますが、違う意味で面白いのは『親子同枠対決』で、4枠では“横武”と“横典”、8枠は“岩田家”が一緒になりました。

 その“岩田父”こと岩田康騎手が手綱を取る、⑮アスクエジンバラに◎の注目です。6月の阪神16でデビュー(4着)後、7月小倉『未勝利』(1800m)→8月札幌『コスモス賞』(OP・1800m)を連勝。10月東京『サウジアラビアRC』(G3・1600m)7着→11月京都『ラジオN杯京都2歳S』(G3・2000m)2着とほぼ月1ペースで出走し、実戦で力を磨いて来ました。

 父・リオンディーズは、今年大活躍の父・サートゥルナーリアの全兄で、日曜のG1『有馬記念』でも人気になりそうな皐月賞馬・ミュージアムマイルを産駒に持ちます。自身は2000m超に限界を持つタイプでしたが、一流種牡馬の条件と言われる「母系の良さを引き出す能力」に長けているようで、昨年の『天皇賞・春』を勝ったテーオーロイヤルを出しています。そのテーオーと同系の母系・マンハッタンカフェで底力を補完する⑮は、距離の問題もなく、『長くバテないロングスパート』を決めると期待しています。 

その⑮を『ラジオN杯…』で破り、無傷の3連勝を狙う③ジャスティンビスタが◯です。父・サートゥルナーリアは自己主張が強く、産駒も『2000mの壁』がありそうですが、荒れた力のいる馬場で実力を発揮するタイプであり、③にもその特性が引き継がれていると考えています。 

✕は③と同父の⑫アンドゥーリルです。前走『アイビーS』(L・1800m)で能力の高さを見せ人気を集めそうですが、G1・2000mでは甘さを見せそうです。 

▲には前走『萩S』(L・1800m)で高いパフォーマンスを示した、⑥バドリナートを推します。父・コントレイルの初仔の1頭として、“父子制覇”の期待がかかります。

 これに、『札幌2歳S』(G3・1800m)1着以来の間隔に不安が残る⑬ショウナンガルフと、同2着ながら父コントレイルに期待したい⑭ジーネキング、父フィエールマンからスタミナとキレに期待できる⑪フォルテアンジェロを△として勝負します。


 【『第42回 ホープフルS』(2歳G1・2000m)】

 1枠① ノチェセラーダ  (牡 A.プーシャン)

   ② アーレムアレス  (牡 菱田裕二)

 2枠③◯ジャスティンビスタ(牡 北村友)

   ④ ロブチェン    (牡 松山)

 3枠⑤ ノーウェアマン  (牡 木幡)

   ⑥▲バドリナート   (牡 坂井)

 4枠⑦ テーオーアルアイン(牡 横山武)

   ⑧ マテンロウゼロ  (牡 横山典)

 5枠⑨ メイショウハチコウ(牡 三浦) 

  ⑩ ウイナーズナイン (牡 西村)

 6枠⑪△フォルテアンジェロ(牡2 T.マーカンド)
  ⑫✕アンドゥーリル   (牡 川田)

 7枠⑬△ショウナンガルフ (牡 池添)

   ⑭△ジーネキング   (牡 斎藤)

 8枠⑮◎アスクエジンバラ (牡 岩田康) 

  ⑯ オルフセン    (牡 岩田望)


 27日(土曜)の中山で行われる2歳G1『第42回ホープフルS』。近2年はレガレイラ、クロワデュノールが制した“出世レース”だ。

  ⑫アンドゥーリルの能力は確か。初戦こそ取りこぼしたが、その後は鮮やかな2連勝。前走『アイビーS』はセンスの光る運びで、強敵たちを撃破した。

 『札幌2歳S』優勝・⑬ショウナンガルフ、『京都2歳S』優勝・③ジャスティンビスタの“重賞ウイナー”たちも、当然強力。来春クラシックを見据える素質馬たちの争いから、目が離せない…】(本文より)



特集(2025年12月27日 中山11R 第42回ホープフルS)- スポニチ競馬Web https://share.google/JEISFCsK8JvAZPHHQ