既にトランプ大統領とそれを支持する『反動右翼』勢力が、判決を下した裁判官を口汚く罵り、誹謗中傷と脅迫行為を繰り返しているようです。
本当に恐ろしいことは、このような攻撃を通じて、トランプ大統領とそれに群がる『独裁主義者』たちが大統領令を悪用し、『トランプ大統領は国家と法を超越した存在』として崇めるよう、『米国社会体制の創り変え』を推し進めていることです。
故に今回はもちろん、今後下される自分たちに不利な判決のことごとくを無視し続けることは明白であり、それに反発するように圧力と脅迫を強めて行くことでしょう。これを覆し、米国が長い間積み上げてきた近代民主主義の成果を護るため、民衆がどのように行動することが良いのか…
トランプ政権は、それを支持する勢力の『むき出しの欲望』によって成り立っています。欲望に忠実な権力は歴史上必ず不正と無法がはびこり、腐敗が蔓延する社会を招来するのです。そこに『権力の破綻』を生じさせる鍵があると、歴史は教えています。
軽々な直接行動は暴力の連鎖を生み、『非常戒厳』など権力の側に有利に働くだけです。彼らの腐敗と違法行為をしっかり監視し、厳しく追及していくことを続けることが、今は強く求められていると考えます。あきらめず、頑張りましょう。
【米ホワイトハウスが大統領執務室や大統領専用機での取材から、AP通信を締め出した決定について、首都ワシントンの連邦地裁が…違憲とする判断を示した。
ホワイトハウスに対する仮処分命令を言い渡したのは、1期目のトランプ政権で任命されたトレバー・マクファーデン裁判官。大統領の好き嫌いを理由に、AP通信による大統領取材を制限しようとした政権にとって、大きな打撃となる。
判断の中で…「政府はAPの処遇に関して、説得力のある説明をしていない。憲法では、たとえ大統領執務室のような非公開の場であっても、見解に基づく差別を禁じている」と指摘した。
トランプ大統領は、自身が「メキシコ湾」の名称を「アメリカ湾」に変更した後も、AP通信がメキシコ湾の名称を使い続けた罰として、AP通信の出入りを禁止した。
これについて…「たとえAPが政権の好まない用語を使用したとしても、政府はAPを同じ立場の報道機関と同等に扱わなければならない」と指摘。APの排除は、言論の自由を保障する合衆国憲法修正第1条に違反していると断定し、政府による不当なAP排除の継続を禁止した。ただし、APの取材制限が即座に解除されるわけではない。マクファーデン裁判官は、ホワイトハウス側に不服申し立ての猶予を与えるため、命令を1週間遅らせた。
AP通信は今回の判断について、「報道機関や市民が政府の報復を受けることなく、自由に発言する基本的権利が認められた」と歓迎する談話を発表した…】(本文より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/e63308f7a5c83317b6832e9ce63b115806855735?source=sns&dv=pc&mid=other&date=20250409&ctg=wor&bt=tw_up&s=09