「上告理由が見いだせない」とは、既に刑事事件で起訴を取り消している以上、「係争を続ければ報道等も過熱して、逆に不利になる」との損得計算が働いたのだと、これまでの対応から分析します。

 しかし、例え上告を断念したとしても、警視庁も検察(東京地検)も決して『違法捜査』を認めることは無く、長期間拘束したこと等は謝罪しても、その点だけは謝罪しないでしょう。彼らが信ずる『正義』が揺らぐことになりますから。

「早めに幕引きをすることで自己保身に走った」と、言われても仕方ありません。

 これで警察・検察の問題がウヤムヤにされることがないよう、報道メディア等は更なる検証取材と情報公開を、国政の場でも引き続き実態検証と、組織の解体的見直しを図るよう追求されることを望みます。私も出来る取り組み・活動を行って参ります。よろしくお願いいたします。


 【大川原化工機(株)への『違法捜査』を、東京高裁判決で認定された東京都(警視庁)と国(東京地検)が、最高裁への上告を断念する方向で検討を始めた。上告理由が見いだせないなどと、判断したとみられる。…上告の期限は11日。上告をしなければ、計約1億6,600万円の賠償を都と国に命じた判決が確定する。

  大川原化工機の社長ら3人は…軍事転用可能な噴霧乾燥機を、許可なく輸出したとして、『外国為替及び外国貿易法違反』の疑いで(2020年)逮捕・起訴された。だが、地検は初公判直前…許可が不要だった可能性があるとして、起訴を取り消した。

  高裁(5月28日)は…地裁に続き一連の捜査の『違法性』を、全面的に認めた。(警視庁)公安部や東京地検が、社長らの説明を踏まえて追加実験をしていれば、不正輸出ではなかったと判断できたと認定。 

 さらに、『不正輸出』の判断基準として、公安部がつくった独自解釈の妥当性も否定し、逮捕や起訴に「合理的な根拠を欠いていた」と結論づけていた…】(本文より)


「違法捜査」上告断念を検討 大川原化工機訴訟 警察・検察https://www.asahi.com/articles/DA3S16230565.html