・『疑惑』報道や証言→「事実なら議員辞職する」などと完全否定。

・『証拠写真』や『動画・音声データ』が出てくる→「記憶がない」、「記録がない」等とごまかす。

・『強制調査』が入る→『役職辞職』や『離党』等で、表から姿を消す。

・『逮捕・起訴』される→「捜査中のため、発言は控える」と『黙秘』を決め込む。

結局、『真相は藪の中』に…これが自民党政権の、新たな『お家芸』😡

では、何故こんなことが繰り返されても、自民党政権が支持され続けるのか。日本の政党史を語れば長くなるので割愛します…後でお話する機会を持ちますが、簡単に言えば「戦前からおよそ100年以上に渡って強固な『利権(税金)の分配』構造を、国・地方の役人も巻き込んで築き上げてきたから」と言うことに尽きます。

戦前、政権を握った二大政党(政友会と民政党)の流れを受け継いだ勢力が、戦後の『保守合同』(1955年)によって一体となり、より強固になって『権力』=『自民党』が当たり前のように、私たち主権者の意識の中に刷り込まれて続けてきた…私たちの政治への不満や不信は、自民党内の権力争い≒『コップの中の嵐』を見せられ、その中での権力者交代によって、いかにも社会全体が変わったような錯覚をさせられる…これを繰り返しながら、当然のように『税金の私物化』が行われ、地方も巻き込んだ『政・官・業での分配』をすることで、盤石な支配を実現したきたのです。

故に、自民党議員にとって『権力』・『税金』=『自分たちのもの』であり、自分たちは「何をやっても許される存在」との認識を持つに至ったと言えます。たまに『下手な奴』が失敗するけど、そんなのは離党させて口を塞げばよい、くらいにしか思っていないのでしょう。これまでは、実際にその通りでしたから。

第二次安倍政権以降ではそれらに加えて、いわゆる『反動右翼』よる『国家改革』…簡単に言えば『戦前の日本は、権力者=自分たちが『無答責』(やったことに国民から責任を問われない)で支配できる今より最高の時代だから、そこに戻そう』と言う思想、とも呼べないような動きで、近代民主主義の成果を破顕しようとする傾向が顕著になって来ています。

それが、私が『政権交代』と『自民党解体』の実現が急務であり、私たちの社会を守るBetterな選択であると考える理由の一つなのです。

よろしくお願いいたします🙇

#ストップ・自民党政権


【また同じ「茶番」が繰り替えされることになった。自民党の広瀬めぐみ参院議員(岩手選挙区)が…国から支給された(公設)秘書給与をだまし取った疑いで、東京地検特捜部の強制捜査を受け、広瀬氏は即日、自民党を離党した。

 この問題は『週刊新潮』が…『幽霊秘書』が広瀬氏の事務所にいたとする疑惑を報じたが、広瀬氏は…公設第二秘書には勤務実態があったと主張。報道は「事実無根」と反論し、法的措置の可能性も示唆していた。

 …永田町では、「特捜部は証拠を固めて、満を持して家宅捜索をしたのだろう」(関係者)の声もある。…話を聞いた複数の自民党関係者からも、かばう声はほとんどなかった。2022年参院選で…30年ぶりに自民党に議席をもたらした人物だが、当選後は…自民党女性局のフランス研修で、料理の写真をSNSに投稿するなどして炎上。…「赤ベンツ不倫」を報じられ、事実を認めて謝罪するなど、議員活動以外で話題になることが多かった。

 今回のような秘書給与をめぐる「政治とカネ」の問題は、これまでにもたびたび起き、逮捕者も出してきた。…ある意味「古典的手法」(関係者)といわれる疑惑が再び表面化…首相に影響力を持つ麻生副総裁の派閥の議員で起きたことは、少なくない波紋を広げている。

 そんな広瀬氏の「スピード離党」には、「またか…」という印象しかなかった。…このところ、「政治とカネ」の問題が指摘された自民党所属議員が早々と党を離れ、自民党との関係性を少しでも薄めようとする…この対応は、疑惑を持たれた議員に対する「自民党の新たなお家芸」(野党関係者)になりつつある。本人の意向というより、党が離党届を素早く受理していることを考えると、自民党の意向であるのは明らかだ。

 …この1年で、『政治とカネ』の問題で自民党を離れた議員は、広瀬氏で実に10人にのぼる。…洋上風力発電事業を手がける企業側から、数千万円を受領した疑いで秋本真利衆院議員(詐欺罪で逮捕・起訴)…江東区長選をめぐる公職選挙法違反事件で、法務副大臣を務めていた柿沢未途氏(逮捕・起訴)…今年3月、有罪判決が確定した。…安倍派の『パーティー裏金事件』をめぐり、池田佳隆衆院議員が…逮捕され、離党どころか除名に。…在宅起訴された大野泰正参院議員、衆院議員を辞職した谷川弥一氏、安倍派幹部だった世耕弘成参院議員、塩谷立院議員がいずれも離党。…『口止め』を暴露した宮沢博行衆院議員が“パパ活”を週刊誌に報じられ、離党後に議員辞職した。広瀬氏の…少し前には、地元有権者に秘書を通じて自らの名前で香典を渡した疑惑で、堀井学衆院議員が東京地検特捜部の強制捜査を受け離党したばかり。

 この中には、『自民党』の看板で選挙を勝ち抜いた人も少なくない。その背負ってきた看板を外す際に、説明をした人はごく一部だ。広瀬氏も説明をしないまま離党し、今も沈黙したままだ。…(疑惑が浮上したら)正面からは何も語らず…「こっそり」としかいいようがない感じで党を離れていくのが、最近の自民党議員で繰り返される離党のスタイルだ。

 …政権政党である『自民党』という看板を、いとも簡単に議員がおろしていく現実。“トカゲのしっぽ切り”という側面はあるにしても…そんなに軽いものだったのかなあと、なんだかもの悲しい気分になる。…】(本文より)


https://news.yahoo.co.jp/articles/4ed4be8b117cb11bfe6aeda140e841e7930db72c