『次の首相にふさわしい人を、自民党から選ぶ…』これは、新聞社による明らかな『ミス・リード』だと思います😡 

それは、①自民党政権が、これからも続くような印象を与える、②自民党の中からしか、首相にふさわしい議員がいないような印象を与えるからです。
次の解散総選挙で『政権交代』を実現しなければ、少なくとも野党から首相が選ばれることはないし、9月の自民党総裁選で総裁が変わる可能性があるので、別にいいでしょう?…その考えにも、大きな誤解があります。

 日本国憲法でも、国会法や関連法規においても『総理大臣(首班)は、国会議員より指名(選出)される』と規定されているのみで、『政権与党(比較第一党あるいは国会での多数派)の党首(代表)が選ばれる』などとは、一切記されていないのです。これはいわゆる『(戦後の)憲政の常道』と言っても良い、戦後の政党政治における『暗黙の了解』≒慣習に過ぎないのです。

 首班指名選挙では、各議員がそれぞれ総理にふさわしいと思う議員に投票することとなっており、そこに制限はありません。自分が所属する政党(会派)の党首(代表)に投票するのは、事前に各党の議員総会等で「あの方に投票しましょう」的な合意…強制にならないよう、氏名を伏せたりしています…をするからです。それでも、以前『小泉〇〇 1票』で話題になったように、約束を破る人も出たりしています。 過去には、吉田茂首相の退陣後に『比較第二党』(野党第一党)の党首だった鳩山一郎が選出されたり、細川護熙首相や羽田孜首相が連立政権として選ばれたりしています。

 『政権交代』や『連立政権』の実現性が高まってきている現在、報道メディアの姿勢…自民党政権べったりでよいのかも含めて見直しが必要だし、私たち有権者だって意識を変えるべきだと考えます。よろしくお願いします🙇 

それにしても『この中にはいない 39%』で、石破議員の20%より倍近い『最多得票』だったなんて、いかにも今の自民党への有権者の怒りが溢れているようではありませんか!


 #ストップ・自民党政権 


 『毎日新聞世論調査で「次の首相にふさわしい人」を、自民党の国会議員8人の中から選んでもらった。
 最も多かったのは石破茂元幹事長の20%、2位は高市早苗経済安全保障担当相の9%、3位は上川陽子外相の8%で、「この中にはいない」も39%に上った。4位は小泉進次郎元環境相の7%。5位は菅義偉前首相の6%、6位は河野太郎デジタル相、岸田文雄首相の各5%だった。8位は茂木敏充幹事長の1%。…高市氏は男性、上川氏は女性の支持が多い傾向が続いている。…』


https://news.yahoo.co.jp/articles/399196987cdc51167b3f2d8b6fcb80f6ff0014c1?s=09