東條英機について『軍人官僚として優秀だった…』とか、『部下が借金をお願いしたとき、こっそり奥さんの着物を質入れして貸した…』、『自宅を建てるのに闇ルートから資材を調達せず、配給品の釘などを貯めて小さな家を建てた…』等々、彼のプライベートや仕事ぶり等を持ち出して、『戦争責任を問うのはかわいそうだ…』と同情を買おうとするのと同じですよね。

問題なのは『彼の戦争指導と政治思想・手法』なのです。総理大臣として何をしたか…で、彼は追求・処断されて当たり前だと思うのです。

『性暴力(加害)』を行ったのであれば、それによって裁かれるべきです。

私たちは何か事件が起きると、『加害者(容疑者)は生活や人間性の全てが悪人』でないと許せない、と考えがちのようです。『普段は家族を大切にするお父さん…』とか『仕事に真面目で、誰かを傷つけるような人ではなかった…』などと言うことは、事実でも『絶対にウソ!信じられない…』となり、裏では動物を虐待していたとか、家庭内暴力があった…という方を、嘘でも『犯人らしい…』と思ってしまうようです。

報道マスコミのミス・リードもあると思いますが、できるだけ『事件』に対する『事実』を評価して、冷静に考えたいと思うのです。よろしくお願いします🙇


『昨年末…”性加害疑惑”が報じられたダウンタウンの松本人志…文藝春秋などに対し、名誉回復を求め提訴。現在は…芸能活動を休止している。

 そんななか、Xでは…《13歳の夏、松本さんから生きる力をもらいました…》と明かした…投稿者は…松本によって救われた経験があるという。すると、このポストに賛同者が相次ぐことに。Xでは、こういった“逆告発”が相次いでなされた。

 しかし、「お笑い芸人としての活躍と、性加害疑惑はわけて考えるべきでは?」と“逆告発”を諫めるような指摘も上がっている。

《救われたと言っている人は、表の活動で救われている。問題ありと言っている人は、プライベートでの問題行動を指摘している。なので、両方真実というのは当然あり得る。救われた人が多いから問題行動(があったとして)は不問にしようではなく、救われた人がいることは賞賛して、問題行動の責任はそれはそれで取りましょうであるべきと思う》…』(本文より)


「それとこれとは違う」松本人志に救われた“逆告発”続々も賛否真っ二つ | 女性自身 https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2287492/