2月13日付の岩手日報より
『盛岡地域の医療構想調整会議は…厚生労働省が再編・統合の検討が必要とした盛岡市立病院(268床)、国立病院機構盛岡医療センター(260床)の医療体制維持を了承した。ているのは、盛岡市立病院は一般病床180床のうち、60床を在宅復帰を支える「地域包括ケア病床」に転換。医大付属病院の移転に伴い初期救急を充実させ、高度急性期病院をバックアップする生活支援型の病院として、役割分担を明確化したことが妥当とされた』(本文より)

厚労省より再編・統合が必要と名指しされているのは、奥州市の公立…県立江刺と総合水沢・まごころ(ともに市立)…も同様です。私は市議会議員として初当選(2014年)以来一貫して、「これからの医療機関は“生き残り”を賭けて、機能分化=役割分担を進めて行かなくてはならない」として、「急性期医療ばかりにこだわるのではなく、国の指導(締め付け・介入)を受ける前に“後方支援型=バックアップ型“への機能転換をするべき」であり、これを理由として早期の移転・新築を決定することを提案して参りました。
移転・新築~診療開始に当たっては、病院機能評価やISO等の外部評価システムを受審して、“目に見える”形での病院改革を実施することが、市民の皆さんから信頼され期待を持たれる新病院になるのだ、とも言い続けて参りました。
盛岡市立病院は既に機能評価を受審しており、岩手医大でも移転にともない受審されることを公表しています。手遅れになる前に、発想の転換と決断が求められているのです‼️

https://www.iwate-np.co.jp/article/2020/2/14/72817