asahi.com 「被告の障害どう判断 病気の妻放置致死事件
asahi.com 「アスペルガー症候群の被告どう審理
 
 亡くなった奥さんは本当にかわいそうだけど、身につまされますな。殺人だったらどんな背景があろうと絶対許されないけど、これは
「奥さんが病気になったけどどうしていいかわからず放っておいたら亡くなった」
という話ですね。だからいいというものではないけど、パニクってどうしていいかわからなかったのは、状況的に想像できます。
 
 まず救急車ですが、最近軽症で救急車呼ぶ人が非難されているので、私もどれくらいなら救急車呼んでいいのか判別できません。その後のことはニュース記事 の描写ではわかりませんが、奥さんが
「大丈夫だ」
と言ったのを
「そうか大丈夫なのか」
と本気にして放置したとしたら、十分私でもやりそうです。
 
 何かの事件の犯人がASと診断されたニュースはいくつか見たことがありますが、犯人に同情したのは初めてです。実刑になったということは、
「経験していないことや教わっていないことに対してどうしていいかわからない」
という障害はほとんど理解されなかったようです。私が知らない他の材料があるかも知れないので、あくまで推測です。裁判員裁判の影響は少なくないと思われ ます。
 
 私自身は早い時期に1人暮らしを始めたのが、今となってはよかったです。電気にガス、水道、押し売りに警察、何か故障したらどこに連絡してどうすればい いのか、わからないことが生じたら誰に聞けばいいのか、10代から失敗を重ねて学びました。他人と一緒に暮らすのは無理(上の被告のようなことをしそう) だと思っていたので必死でした。
 それでも救急車の判断は難しいです。「救急車呼んで」と指示があるか、全く意識不明になったとかでなければ。
 
 今も生活していて判断に迷うことは両親か弟に聞きます。それ以外の人だとどこまで説明したらどう私が理解するかわからないと思います。しかし上のニュー スを見て、両親が死に弟が結婚したら誰に聞けばいいんだろうという不安がよぎったのでした。
 
 
 3月22日の記事。この犯人(?)は水やおかゆを与えていたそうだから本人的には世話していたつもりなんではないかと思う。