人格障害かもしれない 」磯部潮/著(光文社)
 
 上記書籍で紹介しているうち、このシリーズでまだ名称を出していないものをまとめておきます。
 
分裂病質パーソナリティ障害
分裂病型パーソナリティ障害
強迫性パーソナリティ障害
 
 このうち分裂病質パーソナリティ障害と分裂型パーソナリティ障害は、妄想性パーソナリティ障害 と共に、統合失調症に近い群(A群)とされます。この3つの特徴は、ASにも似ていて、その意味でさほど異常な印象を受けません。
 簡単に書くと、分裂病質パーソナリティ障害は孤立を好む人、分裂病型パーソナリティ障害は神がかった人です。簡単に書きすぎです。これではまた私もそうですよと言われてしまいます。実際、これって性格が悪いということなのかという疑問はあります。
 
 強迫性パーソナリティ障害は、強迫性障害と同じ対処になるという書き方がされていて、同じものを指すのかよくわかりません。パーソナリティが取れただけで随分受け入れやすい名称になります。他のもそうしてしまった方がよいかも知れません。
 こちらは自分の決めたルールに固執し、他人にもそれを守らせようとする人のことです。私もしているんですが。
 
 この3つに関しては、私の知識の範囲内ではライフスタイルの問題に見えます。そのライフスタイルを貫こうとすれば生きづらいでしょうし、家族など近しい人にとっては迷惑でもあり、積極的に友達になりたいという人も少ないでしょう。
 それが障害だということかも知れないし、もっと重大な問題に私が気づいていないだけかも知れません。
 
 性格が悪いというと、他者に対して攻撃的な印象があります。境界性パーソナリティ障害自己愛性パーソナリティ障害 は確かに性格悪いですが、反社会性パーソナリティ障害 は論外ですが、それ以外は、性格が悪いというよりは、生きづらい個性を抱えているということです。
 
 生きづらい個性を抱えていることと性格が悪いことは違うのです。側にいて困っている人にとってはどちらでも同じですが。時々発達障害者を名乗って嫌がらせをする人がいますが、そういう人は性格が悪いです。
 
 最後に、自分はパーソナリティ障害ではないかと考えることについて。参考文献では、自身の対人関係を見直し、行動を修正することに役立つならそれは有効なことである、としています。私もそう思います。他の人をそうだと考えることに対しても同様です。
 ただ、それはあくまで「自分」の変化のためであって、他人に変化を強要するものであってはならないという、その線を守らないと、こういう知識自体が有害 となります。実際、半端な知識で他者を攻撃する人をネットで大勢見てきました。私が書いたことも、他の誰かを攻撃する材料にして欲しくありません。
 差別のためでも他者を攻撃するためでもなく、理解のためのものであって欲しいと願いつつ、このシリーズを終了します。
 
 こう書くとまた変な人が出てくるといけないので念のためですが、私は現実で障害のことを周囲に公表していないので、障害を理由に配慮をもらったことは1度もありません。
 
パーソナリティ障害1プロローグかも知れない
パーソナリティ障害2依存性
パーソナリティ障害3境界性
パーソナリティ障害4妄想性
パーソナリティ障害5反社会性
パーソナリティ障害6演技性
パーソナリティ障害7自己愛性
パーソナリティ障害8説教族
 
 
 12月4日の記事。こちらでもやっと終わりました、このシリーズ。多分こちらでは今年最後の更新となります。アーカイブを見ると、数回しか更新しない月が何ヶ月も続いていました。そこまでとは思っていなかったんですが、それでも見に来て下さってありがとうございます。よいお年を。