自己愛性パーソナリティ障害の性質を持つと思われる、これまでに会ったタイプを分類してみます。
 
1 通りすがり型
 
 赤ちゃんを連れたお母さんを見ると母乳かどうか聞いて母乳でないと答えようものならうれしそうに説教を始めるような人。似たパターンに
「休日は何しているのか」「自炊しているのか」
などがある。いずれも希望の答を聞くとうれしそうに説教を始める。
 
→基本的に気にしないのがいいのだが、気になってウザい。本当に知り合いでも何でもない通りすがりなら
「かわいそうに、〇がお〇しいのね」
と脳内処分。知り合いなら次に質問された時の回答に注意する。
余談であるが、初期のドラえもんでのび太ママが
「かわいそうに、〇がおか〇いのね」
と発言している。現代ではかなり危険と思われる。改変されているのであろうか。
 
2 個別指導型
 
 教師でも上司でもなければその他指導的立場でもないのにものを教えたがる人。
かなり迷惑な存在である一方、うまく使えば親切な情報源となってくれる。新しいターゲットを見つければあっさり離れることもある。
 
→無能な人にものを教えられるのは迷惑であるが、会社の先輩であれば丸っきりの馬〇ではないと思われる。よほどひどくない限りは、うまく使いこなしたい。信用しない程度に。
 
3 怒鳴る上司型
 
 とにかく怒りっぽい。部下をうつ病にするタイプ。
 
境界性パーソナリティ障害 同様の対処となる。すなわち逃げるかあきらめるか。日本で上司に反抗しても得することはない。境界性パーソナリティ障害の人が上司になることはあまりないが、自己愛性パーソナリティ障害は有り得るところが怖い。
 
 こうして書いてみると、3はまだしも1や2は、本当にただの親切な(ウザい)人で、自己愛性パーソナリティ障害と名付けてしまうにはあまりな感じはします。
 
 現実で今悩んでいる人(投票参照 )を引き合いに出します。最初はただの親切な人だったけど、親しくなったと思われたのか、上司でもないのに仕事中に横からゴチャゴチャ口出しするようになって、混乱しやすい私は困っています。
 根底に自己愛がないとは言えないけど、それは他者と関わりたいというごく正常な欲求でもあります。アドバイスしたがるのは仕事中にできる会話がそれくらいしかないからです。私の方に、それを受け止める余裕と度量がないのです。
 
 その人が近くにいると、こう言われるんでないか、ああ言われるんではないか、と気になって緊張します。こう書くとまた
「それはあなたが悪いのではないでしょうか」
と言われそうですが、それまでは、完成品を締切までに納品すれば(そういう仕事ではないが)細かい途中経過にはうるさくない、働きやすい職場だったのです。その人の口出しのせいでペースを乱されて自分でも情けないです。
 
 他のパーソナリティ障害に比べると、あまりにも誰にでもある性質で、強すぎるから悪いというものでもなさそうです。強くても自分の内部にだけ存在する分には問題ないし、弱くても他者に向けられた時は暴力になりうるということです。
 しかし他者との関わりには大なり小なり傷つけあう可能性が含まれています。向けられた他者も、また誰かに受け止めてもらったことはある訳で、過剰でなければお互い様として受け止め合う度量が人として必要なのでしょう。
 
 
 11月15日の記事。投票のお陰で、どういう風にやればいいのかわかりました。