とある場所で
「発注元、元請、下請が打ち合わせ中、元請が出した資料を見て、それ聞いていませんよ、と言って元請の顔をつぶす下請」
みたいな話を読んで、例によって
「えー、私こんなことしない」
と思いつつも、この下請の立場に自分を置き換えて一生懸命妄想すると、
「自分がこういう場面にいたら言うかも、いや、間違いなく言う」
と確信したのでした。
 
 全く同じではありませんが、似た3者関係のシチュエーションは何度か経験があります。(これ以降の説明では、上のシチュエーションに合わせて言葉を置き 換えているので、実際の状況とは異なります)こういう時、発注元という証人を得ておかないと、かなりの確率で後からナアナアにされます。
 
元「もう発注元にそう言っちゃったんだから今さら覆せないよ」
下「じゃあせめて金額を」
元「社内でもこれで通したんだからもう無理だよ。下げるならともかく上げるなんてさ」
下「これではうちが赤字です」
元「次の時は何とかするから今回はこれでカンベンしてよ」
 
 もちろん何とかなんてなる訳なく、ますます足元を見られるだけです。そのうち社長にばれて、
「何だこのX社のA案件は、完全に赤字じゃないか、断れ」
となったりします。社長がそう言うくらいだから私の判断の方が正しかったのだと増長して、似た場面で似たようなことをしてまたトラブル起こします。
 
 この話を人にすると、
「それはあなたが正しいよ」
と言われますが、それは上の文が私から見た一方的な世界だからで、私の目に映っていない複雑な世界があるのでしょう。
 社長が結果的に赤字だから断れ、と言ったからといって、担当者が取引先にそれを言うとその担当者は社長に怒られるのです。この辺は私もまだ消化できていなくて、うまくやれる自信はありません。
 
 なお、繰り返しますが、最初の状況に自分の経験した状況を無理にあてはめているので、実際にこういう状況があったということではありません。業界が違えば慣習も違いますし、私の目に映っている世界は他の人とはかなり違っているので、客観的事実とは限りません。このブログでは、私の目に映った世界を描いて います。
 
 
 12月9日の記事。建築業界の人って建築業界の中の常識でしか話を判断できないのね。(一般論ではない)下請、元請という言葉自体が建築業界用語なのか、Yahooでこの記事を投稿したらお勧め記事が建築業界ばかりでした。