また、就職活動中の頃の話。私の雇用契約満了までに後任が間に合わないかも知れないので、引継ぎ用のマニュアルをしっかり作っておこうとしました。
 教わるのと違って教えるのは上手いと言われたのですが、細かいからそう見えるのでしょう。一挙一動を詳細に説明した方がわかりやすいはず、と思うのは私だけで、わかりやすいのではなくくどい のです。くどいために肝心の焦点がボケます。
 
 派遣社員の座談会みたいなのに出た時、
「自分の仕事を紹介して下さい。他の人にわかりやすいように、1日の流れを追う形でお願いします」
と言われて、私が朝出勤してからのことを話し始めたら、午前11時で止められてしまいました。(これからが本番だったのに)他の人の話を聞くと
「自分の担当業務は○○で、主に△△についての◇◇をしています」
みたいに、ちっとも1日の流れがイメージできません。
「1日の流れを追って」
というのは
「自分の仕事の一番大事な部分を短い言葉で簡潔に言って」
という意味のようです。全然違うやん。
 
 ということは時系列ではなく、近い分野ごとにまとめた方がわかりやすいのではないかと足りない想像力を働かせます。分野別に箇条書きにした仕事一覧を目 次にして、ファイルに資料を入れていったものの、今日来た人がすぐ仕事するには説明が足りない気はするし、説明を入れ始めるとまたくどくなりそうです。
 
 私が何日か側にいて
「それを読みながらやってみて、わかりにくいところは質問して」
ということができればいいのですが。いや、この
「それを読みながらやってみて、わかりにくいところは質問して」
は私に都合がいいのであって、他の人に都合がいいとは限りません。
 
通常のOJTスタイル ⇒ 口伝えで聞きながらやってみて、やりながらダメ出しを受ける。
私に都合よいスタイル ⇒ 書いてあるものを見ながらやって、やりながらこちらから質問する。
 
 仕事の覚え方の話は、説教族襲撃事件の引金ともなった鬼門です。認知機能の障害というのが想像されにくくて(私だって、他の人はどうなのか想像しにくい)
「こうしたらいいんじゃないの」
と簡単そうに受け取られてしまいます。
 
 質問すると怒られると主張しても、
「質問に怒ったりしない、質問されると理解の程度がわかるので安心」
と、伝わらないことにいらだちました。
 指示と無関係な質問 をしたり、同じことを何度も聞いたり、からかっていると疑われるような質問 をしたりするのですが、説明すればするほど怒られました。ブログでも現実でも。
 
 今の職場は慣れているからお気楽そうに見えますが、新しい職場に行くことになったらまたあの悪夢が繰り返されるのです。考えたくありません。
 そうこうしているうちに、仕事の継続が決まりましたが、引継ぎファイル作りは少しずつ続けています。いつか必要になるかも知れないし、多くの人にとってはどうするとわかりやすいだろうと考えることは、自分のためにもなりそうだからです。
 
 
 4月23日の記事。今日は水曜日、週の真ん中です。あと2日働けばお休み、もうひとふん張り。大丈夫だ、私はがんばっている、よくやっている。