疑惑の銃弾と言えば私の幼年時代(幼年?)をにぎわした大ニュースで、父が週刊誌を買いあさって研究していたため、大変印象に残っています。先ごろサイパンで逮捕された元社長は
「ハンサムでモテモテ」
と報道されており
「あれをハンサムというのか」
と相貌認知あやしい私にはそちらが疑惑であったのですが、お年を召した姿には感慨深いものがあります。
 
 どのニュースでも肩書きが元社長です。社長ならわかるとして、元社長というのは、稲○メンバー、○田司会者くらい、無理につけた感漂います。元でいいのなら私だって元女子高生です。元女子大生でもいいですが。
 日本で無罪になった事件だから容疑者はまずいということなのでしょうが、この前万引きで捕まった時は容疑者だった気がします。その裁判は終わっていませ ん。A容疑者(または被告)の、容疑の事件とは関係ないことを報道する時もA容疑者(または被告)とされるのが普通です。
 
 昔の疑惑報道の頃から、元社長と被害者である奥さんの間に生まれたお嬢さんに注目していました。存在だけでほとんど報道の対象になりませんでしたが、登場人物の中では一番自分と置き換えやすいポジションでした。さすがに愛人だの保険金殺人は感情移入が難しかったのです。
 
 母は被害者、父は容疑者、小説や漫画の主人公にしたくなるほど数奇な運命です。お母さんが被害に合った時まだ1歳で、その後元社長、再婚した奥さん、そ のお子さんと4人家族の食卓風景を写真週刊誌(だと思うが普通の週刊誌のグラビアだったかも知れません)で見た記憶があります。お子さん2人は目の部分に 太線が引いてありました。
 
 現在は当然成人されていますが、父親の無実を信じていること、母方の親族とは交流がないことが報道されていました。
 小説や漫画だと子供はすぐ母親の味方しますよね。それがすごくウソっぽいと、2ちゃんねるの漫画板にカキコんで叩かれたのは昔のことです。私にとってはアカの他人なので無実を信じる訳ではありませんが、父と娘の絆には心温まるものがあります。
 
 なお、
「子供が父親の味方をするこういう小説や漫画があります」
「それは母親の記憶がないからで、記憶があれば違っていたのではないでしょうか」
というコメントはしないで下さい。
 
 
 3月6日の記事。裁判長引きそうです。あの時代2ちゃんねるがあったらさぞ盛り上がったことでしょう。今、こうして何かの事件について書かれたブログ記事も、十数年後に読まれるのでしょうか。ニュースは消えてしまいますが、ブログは更新が続けば残っているかも知れません。