ここを乗り越えたら楽になるのか、それともさらに高い山がそびえているだけなのか、絶望と迷いの、勤続丸3年。リコーダーの話 で書きましたが、一生懸命練習して、少しだけ吹けるようになって、
「やればできるじゃない」
と言われた時、私をおそったのは達成感ではなく
「この瞬間最大風速を標準レベルとされて常にこのレベルを求められたらどうしよう」
という恐怖でした。(当時の言語能力による表現ではありません)
 
 私は3年以上1つの部署にいた経験は過去に1回しかありません。仕事量も責任も重くなっていくのに、職級はずっと年下で勤続年数も少ない人にどんどん追い抜かれ、なぜそうなるのかもわからないあせり、
「次は何とかするから」「4月まで踏ん張って、その後は人を配置するなりするから」
何度も繰り返される嘘、踏ん張った分だけそれが標準になり、さらなる上を要求され、見返りは返ってきません。
 
 今の職場では2年10ヶ月、昇給は1円もないのに要求水準だけが上がっていき、それにジリジリと追いつめられます。1人の職場で逃げ場もなく、誰も助けてはくれません。
 仕事があるだけでありがたいと思わなければならない身、ぜいたくを言ってはいけません。同じことを繰り返したくもありません。3年という単位で退職する人が多いのも、閉塞感、追いこまれ感はこの時期顕著に発生するのでしょう。
 
 よく、その3年目の壁を乗り越えると仕事がグッと面白くなると聞きます。上記の、過去に3年以上いた職場にはもっと長くいて、ここを乗り越えれば、次こそは、を繰り返しましたが、とうとう閉塞感から抜け出せませんでした。
 私が中核社員でなく使い捨て要員だったからでしょう。それは今も同じです。使い捨てなら使い捨てらしく我慢してしがみつかないといけません。
 
 大企業が3年を目処に人事異動させるのは
「スペシャリストでなく、自社内でしか通用しないゼネラリストを養成しようとしている」
と悪い意味で捉えられることが多いですが、閉塞感を打破させるためかも知れません。
 いったん新人に戻って閉塞感から解放され、新たな経験を積むことでスパイラル式に成長することが期待されているのでしょう。
 
 いわゆる定期異動の制度がない会社だと、異動は訳あり(悪い意味だけではない)か訳ありとの交換が多いです。管理職としての異動でなければ、その人のそ れまでの経験や能力を生かすという文化がなく、ゼロベースという聞こえのよい言葉の元つぶされて辞めていくこともよくあります。 
 仕事を覚える困難さと就職活動の大変さを考えるととても会社を替わる気になれませんが、異動は検討してもいいかも知れません。非正社員の上特殊技能もな く、性格が悪いという評判も立っている可能性があるので希望してもだったら辞めろとなるだけかも知れませんが、ただ辞めるよりましです。
 
 なお、詳細に書くのはヤバイので、漠然とした書き方というか、説得力不足の表現になっていますが、
「何年も勤めれば要求水準が上がるのは当然、不満を言うのは甘えだ甘えだ甘えだ」
「本当にせいいっぱいの努力したのか、したならそれを証明しろ」
などのツッコミはしないで下さい。
 
関連リンク :  3年目の壁    3年目の壁2
 
 
 1月14日の記事。別途エントリーを立てようと思っておりますが、3年以上勤めた派遣は正社員にルールがあるためマジでヤバイであります。