焼きリンゴ 記事のコメント欄でリンゴの皮のむき方についての話題が出たことをきっかけに投票(Yahooブログで)をやっていますが、多くの方が丸のままクルクルむく技術をお持ちなのですね。男性でも。
 
 母は私に小学校高学年から中学生にかけて、料理を教えようと奮闘しました。(高校生になったらあきらめの境地に至ったようです)私の不器用さ、理解の悪さ、逃げ腰な態度に、キッチンに響く罵声。
 煮る、焼く、ゆでる、炒めるはいいとして、包丁の使い方は致命的でした。野菜を切っていて3針縫うケガを負ったこともあり、怖くて刃に触れませんでした。包丁の使い方の中でも皮をむくという行為は、刃に親指を当てなければならないところが恐ろしいです。
 
 私の危なすぎる指先に、皮むき器を使えるものはなるべく皮むき器でという方針に切り替わりました。ニンジンのような形状ならいいのですが、ジャガイモは皮むき器だととてもむきにくいです。うまくむけずに半泣きの私に
「包丁が無理ならせめて皮むき器でむけないとどうしようもない」
と自分まで半泣きでした。
 
 後年、ジャガイモは生で切って調理する必要性がなく、レンジで軽くチンして手でむけばいいことに気づきました。あの半泣き特訓は何だったのでしょう。ト マトや桃は4つ割りにすれば手でむけます。包丁を使わないと皮がむけない野菜果物は、それを避けて通ることができるほど少ないのです。
 リンゴは、1人暮らしになってしばらくは皮ごと食べていましたが、数年後ようやく4つ割りにすればむけるようになりました。
 
 後々でもリンゴをむけるようになったのはやり方を教わっていたからだ、あの特訓は無駄ではなかった、よかったのだ、という可能性もありますが、料理など一切教わらなかった弟が、今では私よりずっと凝った料理を作ります。
 料理特訓での恐怖は、今も包丁を握ると思い出して畏縮します。発達障害児に対しては不適切だったかも知れませんが、母も自分の母から同じように料理を教 わったそうですし、発達障害のことを知る由などないので、あの時点では仕方ないでしょう。女性は結婚しなければ生きていけない、結婚するには料理ができな ければならない、という社会がかつてありました。
 
 私が、本などに書いてあることを見ながらならできても、一緒にやりながら身体で覚えていくといういわゆるOJT的教育手法を苦手とすることにもよるので、万人向けの説ではないことをお断りしておきます。
 
 
 10月27日の記事。今日は11月1日ですが、いよいよアメブロのRSSが、古いドメインが使えなくなるという日になりました。旧RSSは書き換えられているでしょうか、そしてこの記事は無事飛ぶでしょうか。