ホワイトカラーエグゼンプションは「残業代ゼロ」ではない
というニュース解説(ちょっと古いけど)は明らかにタイトルと中身が合っていません。このタイトルだと
「ホワイトカラーエグゼンプションは残業代が支給される」
ように見えますが、私の読解力を信じる限りそんなことはどこにも書いてなく
「残業代ゼロのことばかりにとらわれず、もっといい部分があるんだからそれに注目しましょう」
という意味に見えます。趣旨はわかりますが、いかにも日本企業の人事の人のような誤魔化し方です。だから労働者も信じられず、不安になるのです。
日本企業の人事の人も嘘をつきたくてついているのではなくて、善語悪語の構造が深くからんでいると見ておりますが、言語的に嘘をつかざるを得ない仕組になっています。
例1「困ったことがあったら1人で抱えこまず、連絡を寄越しなさい。人事は君らの味方だ」
例2「残業していただいた分は手当てとして支給します」
例3「残業はあるけど8時くらいでみんな帰っていますよ」
例4「最初は嘱託だけど、会社とあなた、お互いにとっての試用期間だと思って下さい。1年後、ここでずっと働きたいとあなたが思い、我々もずっと働いて欲しいとなったら正社員として採用します」
聞く方も嘘だと知っているので嘘つく意味もないのですが、嘘が正常なルールであるため、本当のことを言っても嘘だと思われてしまうかも知れません。
例1の翻訳「私はいい人でしょう」
例2の翻訳「私は残業手当を支給したいのですが上の人が駄目だと言うのです」
例3の翻訳「8時くらいで帰ろうという気概が欲しいということですが、11時まで帰ってくれません」
例4の翻訳「安い給料で正社員並にずっと働いてくれたらさらにうれしいです」
これだけの仕事をしてくれたらこれだけの給料をアップしますと口で言われることがあっても、それを紙に書いてくれと言うと怒り出すか、後で渡すよと約束して放置され、催促すると別な人が出てきて
「お前しつこいぞ。おかしいんじゃないかって言われてるぞ」
と怒られるかどちらかですし、契約履行の時期になると、あの時と状況が違う、次回に上乗せするよで終了です。約束が違うなどと言おうものなら
「もっとポジティブに考えなさい、みんな次の目標に向かってがんばっているんだ、過去のことをグダグダ言っているのはあなただけだ、人を責める前にまず自分がやるべきことを考えなさい」
と説教され、下手するとせっかくの査定がパーになります。
通常、成果に対する従業員へのインセンティブは後払いなので、営業成績によるもののように社内の制度として決まっているものではなく、個々の契約による設定だと立場の弱い従業員側は簡単に反故にされてしまいます。
9月20日の記事。星の王子さまによると「かんじんなことは目には見えない」そうですが、かんじんなことは耳にも聞こえないのです。おとなとは、耳に聞こえないことを信じられる人のことです。心の耳で聞きましょう。そんな人にだけ、真実は聞こえてきます。(ええ話や)
というニュース解説(ちょっと古いけど)は明らかにタイトルと中身が合っていません。このタイトルだと
「ホワイトカラーエグゼンプションは残業代が支給される」
ように見えますが、私の読解力を信じる限りそんなことはどこにも書いてなく
「残業代ゼロのことばかりにとらわれず、もっといい部分があるんだからそれに注目しましょう」
という意味に見えます。趣旨はわかりますが、いかにも日本企業の人事の人のような誤魔化し方です。だから労働者も信じられず、不安になるのです。
日本企業の人事の人も嘘をつきたくてついているのではなくて、善語悪語の構造が深くからんでいると見ておりますが、言語的に嘘をつかざるを得ない仕組になっています。
例1「困ったことがあったら1人で抱えこまず、連絡を寄越しなさい。人事は君らの味方だ」
例2「残業していただいた分は手当てとして支給します」
例3「残業はあるけど8時くらいでみんな帰っていますよ」
例4「最初は嘱託だけど、会社とあなた、お互いにとっての試用期間だと思って下さい。1年後、ここでずっと働きたいとあなたが思い、我々もずっと働いて欲しいとなったら正社員として採用します」
聞く方も嘘だと知っているので嘘つく意味もないのですが、嘘が正常なルールであるため、本当のことを言っても嘘だと思われてしまうかも知れません。
例1の翻訳「私はいい人でしょう」
例2の翻訳「私は残業手当を支給したいのですが上の人が駄目だと言うのです」
例3の翻訳「8時くらいで帰ろうという気概が欲しいということですが、11時まで帰ってくれません」
例4の翻訳「安い給料で正社員並にずっと働いてくれたらさらにうれしいです」
これだけの仕事をしてくれたらこれだけの給料をアップしますと口で言われることがあっても、それを紙に書いてくれと言うと怒り出すか、後で渡すよと約束して放置され、催促すると別な人が出てきて
「お前しつこいぞ。おかしいんじゃないかって言われてるぞ」
と怒られるかどちらかですし、契約履行の時期になると、あの時と状況が違う、次回に上乗せするよで終了です。約束が違うなどと言おうものなら
「もっとポジティブに考えなさい、みんな次の目標に向かってがんばっているんだ、過去のことをグダグダ言っているのはあなただけだ、人を責める前にまず自分がやるべきことを考えなさい」
と説教され、下手するとせっかくの査定がパーになります。
通常、成果に対する従業員へのインセンティブは後払いなので、営業成績によるもののように社内の制度として決まっているものではなく、個々の契約による設定だと立場の弱い従業員側は簡単に反故にされてしまいます。
9月20日の記事。星の王子さまによると「かんじんなことは目には見えない」そうですが、かんじんなことは耳にも聞こえないのです。おとなとは、耳に聞こえないことを信じられる人のことです。心の耳で聞きましょう。そんな人にだけ、真実は聞こえてきます。(ええ話や)