安倍首相は入院された そうですが、辞任の原因は病気だったという結論なんでしょうか。後継者はどうなるかに関心は移り始めていますが、私は今挙がっている顔ぶれの中では福田氏の顔が総理っぽいと思います。顔だけですが。
 このニュースのせいでぶっ飛んでしまいましたが、ホワイトカラーエグゼンプション(通称残業代ゼロ法)を家庭だんらん法と言い換えようという話 が、ネットでボコボコに叩かれていました。
 私ももちろん反対ですが、基準である年収400万というのも私には夢のような金額だということもあり、ちょっとだけ擁護します。賛成している訳ではないのでボコボコに叩かないで下さい。
  
 名前を言い換えるというのは子供だましに見えますが、名前の響きから得られる印象の違いは大きいです。残業代ゼロ法だと労働者も過剰反応しますが、経営者も過剰反応して
「しめしめ、これで残業代ゼロでいくらでも働かせることができるぜ」
と傾いてしまいます。名称が家庭だんらん法なら、やっぱり家に帰さないと、という気分に、3%くらいはなってくれる、かも知れません。
 
 私の経験の範囲では、経営者は案外残業を強要したりせず、
「なるべく早く帰りなさい」
と言います。実態がわかっていないのか、建前なのか知りませんが。
 終電まで働かないと仕事がまわらない、という会社もあるでしょうけれど、日本の企業ではまだまだつき合い残業が多くありそうです。
 仕事が全部終わって帰る、なんてことはなくて、必ず残ります。今日はこれくらいにして続きは明日にしようという見切りが必要なのですが、他の人が忙しく 働いている中帰ってしまうと、陰で何言われるかわかりません。それが昇進昇給や、最悪解雇にもつながっていきます。上司が
「さあみんな帰ろう」
と声がけするのを見たことがありますが、
「部下は上司が帰るまで帰れない」 ⇔ 「上司は部下が帰るまで帰れない」
が交錯して全然機能しません。
 
 多くの人が言うように、サービス残業をなくさないとこの問題は解決しないのでしょう。残業代が必ず発生するのであれば、早く帰る事で会社の財務に貢献することもできます。
 最低賃金値上げの話の時もそうでしたが、そんなことをしたら中小企業はやっていけない、倒産するしかない、そうしたら失業者が大量発生するという泣き落 としが必ず入ります。そういう会社は大企業に値切られて汲々なので、値切りの連鎖を止めるには仕方ないと個人的には思いますが、多くの優しい日本人はそこ に躊躇してしまいます。
 
 
 9月13日の記事。「あわせて読みたい」慣れてきたらなかなか面白いですね。「もっと」をたどっていくといろいろ出てくるし。