今日は6月4日月曜日ですが、小学生の頃、貸本屋で借りて読んだ里中満智子の漫画の単行本のタイトルも、
6月4日月曜日
でした。雑誌掲載時であれば長めの読み切りだったであろうくらいの長さで全1巻、タイトル通り、中学1年生の女の子のある1日の朝起きてから夜寝るまでのお話です。
 
 この紹介だけだとつまらないのですが、朝、主人公の少女が白血病(今は治癒する病気ですが当時は定番でした)で余命1年と知り、その日1日いろいろあって、最後には運命を受け入れ、充実した1年を送ろう、という気になって終了、となかなか起伏に富んでいます。
 12、3歳の子が1日でこんなに悟れるものかというのはありますが、タイトルが日付というのが最初平凡そうに見えるのに、一気に残酷なカウントダウンの始まりになる構成が秀逸です。まだ小学生だった私は、宣告されたのが自分だったらどんな気持ちだろうと一生懸命考えましたが想像つきませんでした。今もですけど。
 
 先日亡くなられたZARDの坂井泉水さんは事故の可能性が高いという方向で落ち着きそうですが、自分が思ってもみなかった日にパタリと命が終わるのと、余命を宣告された上で残された日を生きていくのとどちらが幸せなのでしょう。
 漫画を読んだ後何回か、6月4日が月曜日の年を迎えました。その度に思い出して考えます。今日、どこかで誰かが命の期限を宣告されているかも知れない、もし自分なら、今この時を、悔いなく生きることができているだろうか、と。
 
 (ここで終わっておけばいいのに)しかし今計算してみると、その年には特にろくなことが起こっていないので、やはり人は余命のことなど考えずに人生設計するのが一番だという神様のお導きでしょう。(何だこのオチは)
 
 
 6月4日の記事。今日は7月5日木曜日です。この日、このネタで書いた人たくさんいました。私は単行本で読んだので、この漫画の世代ではありません。(強調)