電車に乗りました。そこそこ空いていました。やがてじりじり人が増えました。自分がゆるゆるに座ってはいないだろうかと神経を尖らせました。ゆるゆるは隣に座る人との距離感と社内の混み具合で決まります。気にし始めるとおちおち寝ていられません。
3人がけのシルバーシートにおばさん2人が座っていました。1人は端の席、もう1人は真ん中の席でしたが、ゆるゆるでした。そして、片方の手をもう一方の端の席に投げ出していました。その席に誰かが座ることはおそらくためらわれることでしょう。
やはり、ゆるゆるに座るのは若者だけではない、と確信しました。私の記憶では、若者よりも年配者の方がゆるゆるに座る印象が強くありました。そこに、自分が年配者より若者に近いという思い上がりの精神が、全く反映されていないとは言えません。
やはり、ゆるゆるに座るのは若者だけではない、と確信しました。私の記憶では、若者よりも年配者の方がゆるゆるに座る印象が強くありました。そこに、自分が年配者より若者に近いという思い上がりの精神が、全く反映されていないとは言えません。
そこへおじさんが乗ってきました。おじさんは果敢にも、おばさんの手のある場所に浅く腰かけました。おばさんは渋々手をどけました。しかしまだ座り方はゆるゆるのままでした。
私はおじさんを心の中で応援しました。おじさんの果敢な挑戦に、おばさんは少しだけずれました。おお、ついにゆるゆるが解消される、その時、思いも寄らぬことが起こりました。おじさんはあっさりおばさんとの戦いを放棄し、席を立ってどこかで行ってしまったのです。
私はおじさんを心の中で応援しました。おじさんの果敢な挑戦に、おばさんは少しだけずれました。おお、ついにゆるゆるが解消される、その時、思いも寄らぬことが起こりました。おじさんはあっさりおばさんとの戦いを放棄し、席を立ってどこかで行ってしまったのです。
遠目に他の空いた席を見つけたのか、おばさんとの戦いにふとむなしさを感じてしまったのか、真相はわかりません。おばさんは次の駅で、端に座っていたもう1人のおばさんと一緒に降りてしまいました。おしまい。
11月3日の記事。日常の何気ない光景を詳細に実況するのはそれなりに面白い(自己満足)です。このスキンにしてから記事のタイトルが見えないことがあるのですが、他の方もそうでしょうか。